それはあまりに衝撃的なニュースだった。今年1月24日、リーグ・アンのモナコが、就任から約3か月しか経っていなかったティエリ・アンリを解任したという一報である。 昨年10月13日に降格圏に沈んでいた前任者レオナルド・ジャルディムの後を継いだアンリは、ベルギー代表のヘッドコーチとテレビ解説者として見せていた知見の深さ、そして何より現役時代から放つカリスマ性から、不振に喘ぐ名門を救うことが期待された。 しかし、蓋を開けてみれば、リーグ・アンでの12試合で、わずか2勝しかできずにチームは混迷を極めた。さらにラダメル・ファルカオやカミル・グリクといったベテラン陣との確執も浮き彫りになって、古巣の再建を果たすことなくアンリは職を追われた。 https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190416-00057268-sdigestw-socc 続きを読む