転載元 : http://nozomi.2ch.sc/test/read.cgi/lovelive/1552549987/ 1: 名無しで叶える物語(やわらか銀行) 2019/03/14(木) 16:53:07.15 ID:tw+7ARSC 真姫「いやよ!!せっかく仲良くなれたのにお別れなんて・・!」 にこ「しょうがないじゃない・・にこは3年生・・真姫ちゃんは1年生・・卒業したらお別れになる運命なのよ・・」 真姫「イヤよ・・イヤったらイヤ!!」 にこ「我がまま言わないの・・それにずっと会えないってわけじゃないんだから・・休日とかに時間を作ってできるだけ会えるようにするから・・」 真姫「そうじゃなくて・・私はにこちゃんとずーーと一緒にいたいのよ!!たまにちょっと会うくらいじゃ全然満たされないわ!!」 にこ「にこは・・卒業したら本格的にアイドルを目指すから・・絶対有名になって芸能界から引っ張りだこになってみせるから・・そうしたら毎日のようにテレビに映って真姫ちゃんとも会えるでしょ?」 2: 名無しで叶える物語(やわらか銀行) 2019/03/14(木) 16:53:35.44 ID:tw+7ARSC 真姫「他の有象無象にちやほやされるにこちゃんなんて見たくない!!にこちゃんは私だけに笑顔で微笑みかけていればいいのよ!!」 にこ「真姫ちゃん・・わかってよ・・にこにーはみんなのモノなの・・でも、にこはずっと真姫ちゃんのこと思ってるから・・」 真姫「バカッ!!私の気も知らないで・・にこちゃんなんて知らない!!」 にこ「あ!真姫ちゃん!・・行っちゃった・・」 にこ(にこだって・・真姫ちゃんとは別れたくない・・でも、しょうがないじゃない・・みんないつかは別れの日が来るんだもの・・私だって・・真姫ちゃんや穂乃果達と別れるなんてほんとはイヤよ・・ずっと一緒にいたいに決まってるじゃない!!) 3: 名無しで叶える物語(やわらか銀行) 2019/03/14(木) 16:54:05.96 ID:tw+7ARSC 真姫「う・・うう・・グス・・にこちゃんのバカ・・」 音乃木坂学園から走ってきた真姫は秋葉原の街の中泣きながら彷徨っていた 真姫「ここは・・秋葉原・・いつのまにかこんなところに紛れ込んで・・オタク趣味とか本当は好きじゃないのよね・・家にでも帰・・あら?」 家に帰ろうとした真姫の足をショーウインドゥの中にあったあるモノが止めた 真姫「これは・・フィギア・・よね?アニメの女の子のフィギアだわ・・こんな大きなモノがあるなんて・・」 人間と同じ原寸大の大きさの美少女フィギュアが店頭に展示されていた 4: 名無しで叶える物語(やわらか銀行) 2019/03/14(木) 16:54:40.29 ID:tw+7ARSC 店長「いらっしゃい何かお探しですか?」 真姫「あ、別に買おうとしていたわけじゃないの・・このフィギュアすごい大きいわね・・値段も・・100万円?人形のくせにずいぶんな高額ね」 店長「人気アニメの原寸大の大きさのフィギュアだからね・・欲しい人にとっては喉から手が出るくらいの逸品さ」 真姫「こんなものが欲しい人の気がしれないわ・・イミワカンナイ・・」 店長「お嬢さんは人をスキになったことはあるかい?」 真姫「なによ唐突に・・そんなのあるわけ・・」 ないでしょ・・と続けようとした真姫の脳裏に、にこの笑顔がよぎり先の言葉を紡ぐことはできなかった 続きを読む