転載元 : http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1544329807/ 1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/12/09(日) 13:30:07.49 ID:XoA4e10i0 千歌「ん~……」 果南「お疲れ様……って、あれ?千歌一人?」 千歌「あっ、果南ちゃん!」 果南「他のみんなは?」 千歌「さあ?」 果南「そう。ダイヤと鞠莉は生徒会室で何やら難しい話してるけど」 千歌「そうなの?」 果南「ダイヤが仕事を溜めてたのかなぁ?」 千歌「そうなんだ。問題を先延ばしにするのは良くないよね」 果南「ホント。その通り!」 2: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/12/09(日) 13:33:35.60 ID:XoA4e10i0 チカナン「あははは」 果南「……」 千歌「……」 果南「で?千歌は何やってるの?」 千歌「勉強。明日数学の小テストあるんだ。勉強しないとちょっとマズイかなと思ってさ」 果南「へ~。それは感心だ」 千歌「でも、イマイチ分からないんだよね。勉強の仕方が悪いのかなぁ」 果南「あ~、それはあるかも」 3: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/12/09(日) 13:38:03.66 ID:XoA4e10i0 千歌「だよね~………鞠莉ちゃんに教えて貰おうかな」 果南「鞠莉に?なんで鞠莉?」 千歌「鞠莉ちゃんって留学勧められるくらい頭いいんでしょ?」 果南「いや、まあ…。でも、さっきも言ったけど今生徒会室で」 千歌「あっ、そっか。じゃあ…ダイヤちゃんもダメかぁ。二人が仕事終わるまで待つか」 果南「え?私じゃダメなの?」 千歌「え?果南ちゃん?」 果南「うん。二年生の数学でしょ?」 千歌「そうだけど」 果南「じゃあ、私でいいじゃん」 4: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/12/09(日) 13:41:59.63 ID:XoA4e10i0 千歌「うん………梨子ちゃんと曜ちゃん今何してるのかな?」 果南「え?なんで?」 千歌「勉強を」 果南「いや、だから私じゃダメなの?」 千歌「えっと…数学だし?」 果南「だから二年生の数学くらい私でも教えられるよ?」 千歌「でも…果南ちゃんって勉強苦手でしょ?」 果南「へ?」 千歌「数学とか苦手でしょ?」 果南「いや…そんな事ないけど」 5: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/12/09(日) 13:46:47.83 ID:XoA4e10i0 千歌「え?」 果南「え?何?千歌って私の事…馬鹿だと思ってる?」 千歌「馬鹿だとは思った事ないよ。むしろ三年生の中でも一番落ち着きがあって大人に見えるよ。ただ…」 果南「ただ?」 千歌「勉強は出来ないでしょ?」 果南「いや、だから普通に出来るよ。数学も教えられるって」 千歌「本当?」 果南「本当だよ。逆になんで出来ないと思うの?千歌とは付き合い長いよね?」 7: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/12/09(日) 23:15:25.43 ID:XoA4e10i0 千歌「うん」 果南「なのに?」 千歌「えっと…う~ん…ほら!果南ちゃん休学してたから」 果南「二年生の時は学校来てたよ。逆に休学してるのにテストちゃんとパスしてるんだよ?」 千歌「たしかに…。あれ?果南ちゃんって勉強得意?」 果南「いや、得意ではない、普通。千歌に教えられるくらいには出来るってだけ」 千歌「なるほど。そっかぁ」 果南「うん。試しに見せてみな」 続きを読む