伏兵・カタールに苦杯を喫し、まさかの準優勝に終わった2019年アジアカップ(UAE)から2カ月。森保ジャパンの再出発となった22日のコロンビア戦(日産)で、彼らは0-1の苦杯を喫した。 2018年ロシアワールドカップ16強戦士の香川真司(ベシクタシュ)や昌子源(トゥールーズ)らを満を持して招集したにも関わらず、新体制発足13試合目で初の無得点と攻撃の空回りが目立った。香川にエースナンバー10を譲った中島翔哉(アルドゥハイル)が攻守両面で異彩を放ったのは前向きな材料だったが、アジアカップを主力として戦った南野拓実(ザルツブルク)と堂安律(フローニンゲン)は揃って決め手を欠いた。彼らは2カ月前の大舞台でもゴールという結果を出せずに苦しんだが、悪い流れを断ち切れなかった。 「サコ(大迫勇也=ブレーメン)君にボールが入った時にみんなで前に行くというのを共有しているから、それが今のところはまっているかもしれないですけど……」と堂安が戸惑い気味に語ったように、絶対的1トップ不在というのは確かに大きなマイナス影響があった。それを差し引いても、2人揃って「決めよう決めよう」という気持ちが先に行きすぎて、シュートの精度を欠いてしまっている。そこは認めざるを得ない事実だろう。 https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190323-00000008-sasahi-socc 続きを読む