884 名前:おさかなくわえた名無しさん[sage] 投稿日:2019/03/22(金) 17:24:20.86 ID:NJvt2Jfa [1/2] 今現在の修羅場 いくつかフェイクが入っているので辻褄が合わない部分は許してほしい 自分は宮廷卒の所謂高学歴だったがとある国家試験に失敗してずっとニートだった 親にも迷惑かけてばかりで申し訳なく思っていたが ひょんなことから古本屋の一人娘と仲良くなり結婚の話まで出た しかもその古本屋は税金対策の金持ちの道楽で、不動産をいっぱいもっていたから 婚約者は地味な女だったが逆玉のこれ以上ない話だった 親も泣いて喜んでくれた しかし結婚式を目前に話が流れてしまった ある日婚約者を連れ自宅に戻ると、親が1通の封書を持っていた かつての同級生の会社に嫌がらせをしていたのがばれてしまっていた その嫌がらせの内容は実に地味なものでとある口コミサイトに星一つの低評価を つけ続けるといったものだった 同級生は自分とかつては学年1、2位を争うといった秀才で そのことを高校生の自分は母に話していた だから、その同級生が地元に帰ってきて会社を立ち上げたとき 地方コミュニティ紙の小さな記事を見た母が言った 「M君は偉いねえ。昔はお前と1位を争った仲なのにね」 885 名前:おさかなくわえた名無しさん[sage] 投稿日:2019/03/22(金) 17:25:37.66 ID:NJvt2Jfa [2/2] 今考えればくだらない嫉妬だった Mは自分の出た大学には入れず、別の私立に行っていたのに いてもたってもいられなくなり、自分はMの会社に星1の低評価をつけた 調べたところ口コミを書くと名誉毀損の恐れもあるから、文章はあえて書かなかった できたばっかりの会社だったから、ほかに誰も口コミがなく 平均1の低評価の会社となった ちょっとした意地悪で溜飲をさげていたのだが、それから3ヵ月後 Mの会社に5をつけた奴が現れ、評価が3になってしまった それからの俺は止まらなかった 捕まって母に迷惑はかけられなかったから、いもしない友人の家にとまることとして いくつかの遠くのネカフェに遠征してまで捨てアドを作り書き込みを始めた 一気に星1が増えると怪しまれるだろうから、1ヶ月に最大でも1回と決め 平均評価を下げる地道な作業が始まった あとで知ったのだがMの会社は特定の顧客がおりネットで集客をしてはおらず 嫌がらせされているのは知っていたが、最初は気にも留めてなかったらしい しかし、自分とはほかのMに恨みを持った奴が脅迫文を送りつけたらしく グーグルマップの嫌がらせと同一人物ではないか調べ始めたそうだ 名誉毀損にはならなくても、営業妨害にあたるらしい 封書の内容を知った婚約者は静かに去っていった あまりのことに呆然としているうちに、母がMと示談をし断りもなく金を払っていた Mに問いたい 人一人の人間を絶望の淵に追いやってお前は満足かと お前は全てを持っている。金も、美人の妻も、地位も なぜ、便所の書き込みにまで制裁をするのかと 人の心はないのかと