転載元 : http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/internet/14562/1398607550/ 1: 以下、名無しが深夜にお送りします 2014/04/27(日) 23:05:50 ID:AcZ6W/5c 橘「ふ、二人とも、急にどうしたんだい?」 七咲「ですから・・・」 中多「先輩のことが・・・」 橘「ちょ、ちょっと待った! それはわかったけど、い、一体どっちの話なんだ? 七咲か? それとも中多さんが?」 七咲「鈍いですね・・・ですから私達二人とも」 中多「先輩のことが、好きなんです!」 橘「ええ~っ!?」 2: 以下、名無しが深夜にお送りします 2014/04/27(日) 23:07:19 ID:AcZ6W/5c 橘(何てことだ・・・まさか僕に告白・・・それも二人同時だなんて) 橘(お盆と正月がいっぺんに・・・いや、お宝本の発売日が重なったような気分だよ) 橘(でも・・・二人とも美也の大切な友達だ) 橘(ここでどちらかを選んだら、美也たちの関係にヒビが入るよな・・・) 橘(残念だけど、ここは・・・) 橘「いや~、ははっ。妹の友達から慕われるなんて僕もやるなあ。僕も二人のことが・・・」 七咲「そうやってごまかそうとしても無駄ですよ」 橘「うっ!」 七咲「どうせ、二人とも後輩として好き、とか言うつもりだったんでしょう?」 橘「さ、さすが七咲・・・」 七咲「私か中多さんか、選んでください!」 中多「私達も覚悟してます・・・どちらを選んでも私たち恨みっこなしだって決めて、二人でここに来たんです・・・」 橘「ううっ、僕の方は全く覚悟できてないよ・・・ど、どうすれば・・・」 3: 以下、名無しが深夜にお送りします 2014/04/27(日) 23:07:54 ID:AcZ6W/5c ?「あ~! にぃに! また何か変なことしてるでしょ~!」 橘「っ! この空気を全く読めてない声は、美也!」 美也「二人ともいないと思ったら、まさかにぃにが連れ出してたなんて」 橘「いや、むしろ僕が呼び出されたんだけど・・・」 美也「大丈夫? 逢ちゃん、紗江ちゃん。えっちなことされてない?」 橘「人の話を聞けって! ・・・いや、待てよ」 橘(美也が入ってきたおかげで、話がぐだぐだになったぞ) 橘(ひとまず、この場を切り抜けるためには・・・!) 橘「ちぃっ、美也に見つかってしまったか!」 七咲「!?」 橘「中多さんのふかふかボディと七咲のスレンダーボディ、じっくり調査させてもらおうと思ったが、バレてしまっては仕方がない!」 美也「ばかにぃに! やっぱり、ろくでもないこと考えてたんだ!」 橘「ははっ、ここはひとまず退散! さらばだ!」 中多「しぇ、しぇんぱい!?」 七咲「待ってくだ・・・!」 美也「ダメだよ二人とも! せっかく美也が助けた命! 無駄にしないで!」 七咲「み、美也ちゃん、離して・・・」 続きを読む