転載元 : http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/internet/14562/1400386913/ 1: 以下、名無しが深夜にお送りします 2014/05/18(日) 13:21:53 ID:W9s7Z5KU 即興。勢いで立てた 小ネタ 2: 以下、名無しが深夜にお送りします 2014/05/18(日) 13:28:48 ID:W9s7Z5KU 第一章:痴漢 ガタンゴトン・・・ 痴漢(俺は痴漢だ。ただの痴漢) 痴漢(産まれたときから痴漢だった。女を感じさせる手を持っていた) 痴漢(ならば俺は痴漢するしかない。痴漢になるために産まれ男なのだから) 痴漢(今日も電車でターゲットの女を探す) 痴漢(よし。今日はあのドアの前にいる女にしよう) 痴漢(短いタイトスカートを穿きやがって。ムチムチのお尻が誘ってようにしか見えないぜ) 痴漢(では今日もいつものようにやらせてもらうぜ)ス・・・ 女「ん・・・」ピクッ 3: 以下、名無しが深夜にお送りします 2014/05/18(日) 13:44:55 ID:W9s7Z5KU 痴漢(ならかなかいい尻だ。布地のサラサラとした感触指が吸いこまれそうな柔らかさ)サワサワ 女「んっ、あ・・・」ピク・・・ 痴漢(そう、これだ。普通女は痴漢をされると恐怖しか感じないが俺は違う。俺は特別な手を持っている)サワサワ 痴漢(この手で触られた女は嫌悪感を抱きながらも、体は感じざるをえない)サワサワ 女「や、やめ・・・てきださい・・・・・・」ピクピク 痴漢(いつもと同じだ、最初は抵抗するものも強く拒否しない。この女もしばらくすれば俺の手の快楽に堕ちる)サワサワ 痴漢「そろそろもう少し強くいかせてもらうぜ」ボソ・・・ 女「やっ・・・」ピクッ 痴漢(そう言っても手を払うわけでも、大声を上げるわけでもない。それが女の弱さだ) 痴漢(さあ、その柔らかい尻を揉ませてもらうぜ)グッ・・・ 痴漢(???) 痴漢(なんだ?手に力が入らねえ、握力がなくなっちまったようだ) 痴漢(いったい俺の手、どうしちまったんだ・・・あ、れ・・・?) 痴漢(俺の小指こんな位置にあたっけ?) 4: 以下、名無しが深夜にお送りします 2014/05/18(日) 14:11:38 ID:W9s7Z5KU 痴漢の左小指は捻じれ、明後日の方向を向いていた 痴漢「ひっ!?」 そのことを認識した痴漢はさっきまで感じなかった痛みに声をあげそうになった 女「ふっ!」ドス! 痴漢「うっ!!」 しかし出かかった声は鳩尾を襲った衝撃に止められた。あろうことかさっきま何もすることができなかった女の肘が男に突き刺さっていた 痴漢「なっ・・・あ・・・?」パクパク 女「駄目ですよー。声なんか出したら痴漢してたのがバレちゃうじゃないですか」 痴漢「!!?」 間違いない、この女だ。この女が痴漢の小指を捻じり折ったのだ。なにもできなかったのではない、していたのだ 痴漢に気付かれずに、痴漢させたままこの女は痴漢の特殊な手を捻じり折っていたのだ 5: 以下、名無しが深夜にお送りします 2014/05/18(日) 14:15:01 ID:W9s7Z5KU 女「まったく、この私に痴漢をしかけてくるなんて。少々特殊な手をお持ちのようですが」 女「残念でしたね、痴漢さん。そのて幾人もの女の人を痴漢してきたんでしょう」 女「でもね痴漢さん。その手で痴漢すればどんな女も従順に快楽に堕ちるなんて」 女「そんなエロゲみたいな展開あるわけないじゃなですか」 痴漢「!!!」ゾクッ まずい。痴漢はそう思った。それは恐怖、数多の女をこの手で堕としてきた歴戦の痴漢が初めて味わった恐怖 殺される。痴漢はそう思った。それは殺意、女から放たれる殺意に頭が、体が、心が、ここから一刻も早く離れろと言っている 痴漢は小指の痛みも忘れて駆けだそうとした、ここ電車の中で閉ざされた空間だったとしても、どれだけ周りから視線を集めようとも、痴漢だとバレても 逃げなければならない、この女から、一刻も早く 女「おっと」ゴッ! しかし、逃走も女の手によって阻止された。いや足、足の阻止された。女はヒールで痴漢の足を踏みつけたのだ 深に足が縫い付けられたようだった 痴漢「がっッッ!?」 女「なにも逃げることないじゃないですか」 逃げられない。この女からは逃げられない 女「まったく、いつかこうなるって考えなかったんですか?なんでも下半身でものごと考えるからこうなるんですよ」 続きを読む