転載元 : http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1549884924/ 1 : ◆O.FqorSBYM 2019/02/11(月) 20:35:25.11 ID:heMF92ie0 私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!の二次創作です、よろしくおねがいします。 2 : ◆O.FqorSBYM 2019/02/11(月) 20:37:36.43 ID:heMF92ie0 ~~~~ ???「...」ボケー 視線の先にはテレビが。 ソファを占領しながらも彼女はソレを見つめていた。 髪の長い少女、そんな彼女の隣には目元がそっくりな男性が1人。 もこっち「...お父さん、何見てるの?」 父「...釣り番組のはずだったが」 父「今日は特番でやってないみたいだ」 もこっち「...熱帯魚特集か」 休日の朝、いつもは釣り番組が放送されている。 しかし今日はその限りではなかった、特別に組まれたその番組。 彩りを極めた魚たちが特集されている、特に興味のない2人ですら釘付けに。 父「...」ジー もこっち「...」ジー 静寂が訪れる、だがそれは苦痛を伴わない。 これが友人関係ならば気まずさを感じるかもしれない。 お互いを認識しあっているからこその静寂、これが親子関係。 3 : ◆O.FqorSBYM 2019/02/11(月) 20:39:35.76 ID:heMF92ie0 父「...熱帯魚か」 もこっち「綺麗だね」 父「昔、飼おうとしたことがあったけど...お母さんに反対されたな」 もこっち「...維持費とかかかるからね」 父「そうだなぁ...金魚とは訳が違うからな」 もこっち「...」 父「そういえば、何駅か行った場所に熱帯魚専門店があったような」 もこっち「ふーん...」 彼女は魚なんかに興味などない。 だがテレビというモノは恐ろしかった。 人の心理を完璧に把握している、彼女の好奇心はもう既に。 もこっち「...見るだけならタダだし、ちょっと行ってこようかな」 父「...そうか、気をつけてな」 もこっち「それで、その店はどこにあるの?」 父「あぁ、それはな────」 ~~~~ 続きを読む