転載元 : http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssr/1548252306/ 1: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2019/01/23(水) 23:05:06.52 ID:BMFXOF2O0 ホロウ世界をイメージしました 初めて投稿するので至らない点もあると思いますが、よろしくお願いします 2: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2019/01/23(水) 23:05:58.52 ID:BMFXOF2O0 士郎「ヘヴンズフィール 大ヒットを祝して乾杯!」 全員 「乾杯!」 ここは、我が家の居間。俺たちが出演した映画が随分とヒットしたようで、セイバー、桜、ライダーに加え、遠坂を呼びささやかなパーティーをすることになったのだった。 士郎「今晩は俺と桜が腕によりをかけて、作ったからな。たんと食べてくれ」 桜 「昨日から準備してたんですよ」 3: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2019/01/23(水) 23:07:04.02 ID:BMFXOF2O0 セイバー「これは、なかなか豪勢ですね。流石、士郎と桜だ」 凛「本当ね。もうちょっとした料理屋開けるぐらいじゃないの。中華なら私も得意なんだけど、和食に関しては完敗ね」 ライダー「私は本来食事をとる必要がないのですが、こんな手の込んだ食事を用意してもらっては食べないわけにはいきませんね。食べてばかりいるセイバーの気持ちも分かります」 セイバー「それは聞き捨てならない、ライダー。私はサーヴァントとしての使命を果たしている。それをまるで怠惰な牛のように言われるのは看過できない」 ライダー「……牛の方がまだ牛乳を出すだけ役に立つかもしれませんね」 セイバー 「……そこまで言うのなら私のサーヴァントとしての力を見せるしかないですね」 士郎「まあまあ。二人とも落ち着いて。ほら。料理が冷めちゃうだろ。さあ、食べて食べて」 桜「先輩の言う通りです。ライダー、ご飯中に喧嘩はしないで」 そう注意された二人は不承不承といったように矛を収めたが、料理に手をつけるうちに機嫌を直してくれた。 4: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2019/01/23(水) 23:07:51.61 ID:BMFXOF2O0 ふうとため息。セイバーとライダーは仲が良くない。顔を合わせるとなんかしら小競り合いをする。本来は敵同士だから一つ屋根の下で暮らしてることの方がおかしいのかもしれないが。 遠坂は我関せずといったように黙々と食べている。まあ、いつものことだからな。 どうやらみんな料理はお気に召したようで、瞬く間に皿から料理が減っていく。 桜「よかったですね。先輩」 士郎「ああ。頑張った甲斐があった」 凛「これで、上等なお酒でもあればよかったんだけどねー」 士郎「おいおい、遠坂。俺たちはまだ未成年だろ。それにそんなことしたら藤ねぇにぶん殴られる」 続きを読む