転載元 : https://wktk.open2ch.net/test/read.cgi/aimasu/1547812002/ 1 :名無しさん@おーぷん 2019/01/18(金)20:46:42 ID:fR6 【GBNS部屋】 私は岡崎泰葉。とあるアイドル事務所に所属するアイドルだ。 いつものようにレッスンを終えてユニットで使っている仕事部屋に戻ってきた。 「只今戻りました」 そう声を出しながら部屋に入る。 出迎えてくれる誰かがいるのはとてもありがたいものだなあ...ってあれ? 「あ、おかえりなさい」 普段、出迎えてくれる人はユニットであるGBNSの皆。プロデューサー。 そして...たまにお客様。今日はお客様の日だったらしい。 同僚のアイドルであり、ロッカー?でもある多田李衣菜が部屋のこたつでくつろいでいた。 2 :名無しさん@おーぷん 2019/01/18(金)20:47:37 ID:fR6 李衣菜「あー...おじゃましてます?」 泰葉「...なんで疑問系ですか」 周辺を見回すと誰もいない。ちひろさんはおろか、他の人が誰もいない。 部屋を間違えたかな?一回外に出て確認しようか。 李衣菜「部屋間違えてないよっ!!大丈夫だよ!」 ......思考を読まれた。色んな人と出会いすぎて感情を隠すのが苦手になったきがするなあ。 泰葉「...お疲れさまです」 李衣菜「うん、お疲れ様」 泰葉「なにか御用ですか?」 李衣菜「えっと...この前裕美ちゃんと仕事だったんだけどね」 泰葉「ああ、そういえばそうでしたね。アニバーサリーライブやってましたね」 李衣菜「そうそう、それでね!一緒に遊びに行くことになったんだけど打ち合わせ全くできなかったからさ」 泰葉「直接来たと」 李衣菜「いや、その連絡はもう終わってるんだけど」 泰葉「あ、そうなんですか」 李衣菜「で、普段はこたつで話し合いしてるって聞いてね。こう...体験に来たんだ」 泰葉「誰もいなかったんですか?」 李衣菜「誰もいない知らない部屋で待ってるのってロックじゃない?」 3 :名無しさん@おーぷん 2019/01/18(金)20:51:50 ID:fR6 泰葉「すいません。よくわかりません」 李衣菜「あ、裕美ちゃんに許可はとってあるよ!!!」 泰葉「...別にどっちでもいいですけど許可を取ったらロック度さがりませんか?」 李衣菜「...言われてみれば」 泰葉「まあ、こっちとしてはありがたいんですが。みくさんの部屋にこたつないんですか?」 李衣菜「なんでみくちゃん?」 泰葉「猫と言えばこたつだってこの前言ってた気がしたので」 李衣菜「みくちゃんの部屋にはあるけど...そんなしょっちゅう部屋に行くわけじゃないよ?」 泰葉「...割といるイメージでしたけど違うんですか?」 李衣菜「泰葉ちゃん寮生だっけ?」 泰葉「はい」 ...同じフロアが私の部屋なのででみくさんとはしょっちゅう顔を合わせている。 ...4割位李衣菜さんの話題だったりするのは秘密にしておこう。 李衣菜「...私そんなしょっちゅう入り浸ってるように見える?」 泰葉「はい」 李衣菜「...そっかー......見えちゃってたか...」 泰葉「別にいいじゃないですか?何を隠す必要があるんですか」 李衣菜「それもそっか」 泰葉「ですよ」 李衣菜「いやでも。ロックなアイドルとしてはこう...馴れ馴れしい感じってのは...」 泰葉「いや、親しみやすさの化身が何をおっしゃいますか」 李衣菜「え、本当?私親しみやすい?」 続きを読む