転載元 : http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/internet/14562/1407053253/ 1: 以下、名無しが深夜にお送りします 2014/08/03(日) 17:07:33 ID:ziycO9z2 拙いですが、投下していきます まゆ「………」チビッ ━━━カラン バーテンダー「いらっしゃいませ」 凛「お待たせ」 まゆ「いいえ、呼んだのはまゆですから、気にしないでください」 凛「まゆから『飲みませんかぁ?ウフッ』なんて電話来たから驚いちゃったよ」 まゆ「凛ちゃん………まゆの物真似似てませんねぇ」 凛「裏声まで使ってあげたのに………」ムスッ まゆ「この五年で随分柔らかくなりましたね凛ちゃんも。まぁどうぞ」隣ポンポン 凛「ん」 2: 以下、名無しが深夜にお送りします 2014/08/03(日) 17:15:20 ID:ziycO9z2 バーテンダー「ご注文は?」 凛「そうだね、えっと」 まゆ「んん?」 凛「彼女と同じ物を」 バーテンダー「承知しました」 まゆ「あらぁ………真似っこちゃんですねぇ」クスクス 凛「同じのでいいよ、私もそれ飲みたい気分」 まゆ「ブルームーン。以前礼子さんからお聞きしたんです、こういう時に静かに飲むものだと」 凛「私は、それ真奈美さんから聞いた。なんか格好いいよねあの人達から聞くと」 まゆ「女性としても人としても成熟なさってる方々ですしねぇ。まゆ達には無い深さがありますから」 3: 以下、名無しが深夜にお送りします 2014/08/03(日) 17:18:50 ID:ziycO9z2 凛「………礼子さんや真奈美さん達も、今頃こうしてるのかな?」 まゆ「どうでしょう?まゆ達みたいに子供じゃありませんから、案外あっさりしてるかもしれませんねぇ………」 凛「子供、か。あぁそうかもしれない。身体はこうしてお酒飲めるような大きさになったけど、多分私は中身はあの頃のまま………かな」 まゆ「ウフフ、お子様にはお酒はダメです~」 凛「黙れ私よりちっちゃいまゆ」 まゆ「まゆは凛ちゃんより一つ上ですから」 凛「でもまゆも私と同じ匂いがする」 まゆ「はい、まゆも中身はあの頃のままです。ええ、Pさんと出会った頃、そのままに」 バーテンダー「お待ちどおさまです」 凛「ありがと」 まゆ「じゃあ改めて………Pさん、美嘉さんのお幸せを願って」 凛「まだ諦めきれない、大人になりきれない私達の残念さに」 まゆ、凛「「乾杯」」 続きを読む