転載元 : http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1547650520/ 1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/01/16(水) 23:55:20.68 ID:c0mVfbQxo 結華(……む、ドアの向こうに気配が) 『結華が来たけん、スタンばって~』 結華(これは……全員いるかな。はてさて、どう出るかな?) パンパンパンパン! 『誕生日おめでとう~!』 結華「おっと、王道だね」 恋鐘「何ねそのリアクション!? もっと驚かんと!?」 結華「こがたんの声外までドアの前でも聞こえてたから何かあるかなーって。クラッカーの音にはちょっとビックリしたけど」 霧子「お、驚かせちゃってごめんね……」 摩美々「霧子、そこ謝るところじゃなくないー?」 咲耶「どうやら、結華の方が一枚上手だったようだね」 摩美々「というより、恋鐘の声が大きかったからじゃないー?」 恋鐘「う、うちのせい? ごめんみんな~!」 結華「いやいや、こがたん何も悪くないから!」 2: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/01/16(水) 23:57:14.28 ID:c0mVfbQxo 霧子「こ、恋鐘ちゃん、プレゼント……」 恋鐘「そやった! これ、うちらからのプレゼントやけん、受け取って!」 結華「三峰に? そんな、わざわざいいのに」 摩美々「私たちだって貰ってるんだしぃ、三峰だけなしって訳にもいかないしねー」 咲耶「それに、結華に喜んで欲しくて選んだものなんだ。是非受け取ってほしいな」 結華「……そうだね、ありがとうみんな。早速開けてもいい?」 恋鐘「よかよ! きっと結華も気に入るばい!」 結華「……ほぉ、これはメガネケースですか」 咲耶「レッスンの時、メガネをケースに入れてるだろう? そのケースが結華にしてはオシャレが足りないって、摩美々がね」 摩美々「まぁ、三峰にしては地味だなーって思ってたから。誕生日だしぃ、オーダーメイドで刺繍入れてもらったんだー」 結華「これ……山と傘?」 霧子「うん……。山は3つで、結華ちゃんの名字の『三峰』になるからって……恋鐘ちゃんが考えてくれたんだよ……」 恋鐘「我ながらば~りばりによかアイデアと思ったばい!」 結華「おお、確かに三峰のだって分かりやすいね。それで、傘は?」 霧子「それはプロデューサーさんが……結華ちゃんが、傘が好きって教えてくれたから……」 結華「か、傘が好きって……まあ、お気に入りの傘はあるけど。けど、このデザインすっごく気に入ったよ! 三峰がおばさんになっても使わせてもらうね」 3: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/01/16(水) 23:58:47.90 ID:c0mVfbQxo 結華「あれ、今日そのプロデューサーは?」 はづき「プロデューサーさんなら、朝から打ち合わせですよ~」 結華「あ、はづきちさん! おはようございます」 はづき「三峰さんおはようございます~、それとお誕生日おめでとうございます~」 結華「はづきちさんもありがと! そっか、プロデューサー今日もいないんだ」 咲耶「283プロ全員でのライブも決まってるし、それで忙しいんじゃないかな」 摩美々「それもあるしぃ、みんな売れてきてるからねー。今頃嬉しい悲鳴でもあげてるんじゃないんですかねー」 霧子「私たちも嬉しいけど……プロデューサーに会えないのは……ちょっと寂しい、かな……」 結華「まま、仕方ないよ。プロデューサーいないけど、今日もいつも通り頑張っていきますか」 恋鐘「そうたい。今日は結華と摩美々がインタビューがあるとね?」 結華「うん。昼までレッスンしてから、二人で受けるんだよね」 摩美々「はぁ……インタビュー答えるのめんどくさいなー」 結華「そんなこと言って毎回ちゃんとやってるんだからまみみんは偉いよねー」 恋鐘「とにかく、ライブば向けてレッスン頑張るばい!」 結華(うん、仕方ないよね。仕事だもん) 続きを読む