転載元 : http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1482596225/ 1: ◆6QdCQg5S.DlH 2016/12/25(日) 01:17:05.39 ID:8J5uYiZy0 イヴ「え~いっ!」 麗奈「きゃっ!?」 麗奈「えっ、何、ここどこ……?」 イヴ「うふ、こんにちは、麗奈ちゃん」 麗奈「……イヴ?」 麗奈「どこよ、ここ」 イヴ「サンタの部屋ですぅ~」 麗奈「……何それ」 イヴ「サンタだけが入れる特別な部屋ですよ~?」 麗奈「アタシ入ってるんだけど」 イヴ「私が呼びましたから、特別に入れるんですぅ~♪」 麗奈「……なんでアタシを呼んだの?」 イヴ「うふふっ、麗奈ちゃんにサンタのお手伝いして欲しくって~」 麗奈「はぁ?」 2: ◆6QdCQg5S.DlH 2016/12/25(日) 01:18:23.45 ID:8J5uYiZy0 イヴ「えっとですね~、サンタのお仕事って結構大変なんですぅ~」 麗奈「……まあそりゃそうよね」 麗奈「一夜のうちにいろんな人にプレゼント配りにいかなきゃいけないんでしょ?」 イヴ「ん~、それもなんですけど……」 イヴ「プレゼントの準備も結構大変なんですぅ~」 麗奈「準備?」 イヴ「はい~」 イヴ「私たちに手紙を出して届けてくれる人はいいんですけどぉ~」 イヴ「でも、ほとんどの人は手紙を出してくれないじゃないですかぁ~」 麗奈「……そうね」 麗奈「あたしもサンタに手紙を出したことないわ」 イヴ「そうですよねぇ~」 イヴ「ですから、ほとんどの人のお願いは思念で受け取ることになるんですぅ~」 麗奈「……何? アンタもサイキック使えるの?」 イヴ「私のはサイキックじゃないですよぉ~」 イヴ「サンタの能力です~♪」 麗奈「ふーん……」 3: ◆6QdCQg5S.DlH 2016/12/25(日) 01:18:50.96 ID:8J5uYiZy0 麗奈「で、アンタが忙しいこととアタシが手伝うことの何の関係があるのよ」 イヴ「それなんですけどぉ~」 イヴ「サンタのお仕事って本当に忙しいので~。子供たちの中から手伝う人を1人選ぼうってことになったんですぅ~」 麗奈「……それでアタシが選ばれたってわけ?」 イヴ「はい~♪」 麗奈「……忙しいんだったら、もっと人呼びなさいよ」 麗奈「うちの事務所だったら手伝ってくれる人いっぱいいるわよ。アタシじゃなくたって」 イヴ「ん~……でも~、サンタ協会の決まりなのでぇ~」 イヴ「私も、も~っといろんな人が手伝ってくれたらも~っと楽だと思うんですけどぉ~」 イヴ「いっぱい呼んじゃうと逆に作業が進まなくなるから~って」 麗奈「……サンタも大変なのね」 イヴ「はい~♪」 イヴ「この後麗奈ちゃんの記憶も消さなきゃいけないですし~」 麗奈「ふーん……」 麗奈「……」 麗奈「……はぁ!?」 続きを読む