1: 音無さん 2018/12/28(金) 真空断熱構造のステンレスボトル(要するに、魔法びん)の開発で世界的に有名なサーモスから生まれたオーディオブランド 「VECLOS」を紹介し、その独特な構造と、そこから引き出される、魅力的な音について紹介した。 VECLOSのスピーカー、ヘッドホンは雑味のないクリアな音質で、定位感に優れたサウンド。真空断熱構造が音質にもたらす 「メリットの大きさ」も身をもって知ることができた。 ただ、筆者は東京にオフィスを構えているため、音楽を聴くのはもっぱら通勤電車の中だ。ドライバーが大きい、 オーバーイヤー型ヘッドホンの音質がいいのは分かっているが、毎日取材でデジカメやパソコンを持ち運ぶカバンは常にいっぱいで 入れにくい。つまり毎日聴くのならば、やはりインナーイヤー型ヘッドホン(イヤホン)の使い勝手が一番よい。 チタンかステンレスか、シングルかデュアルか、その選択も楽しい というわけで、この記事では、VECLOSブランドのイヤホン4モデルを紹介する。チタン製エンクロージャーを採用した「EPT-700」と 「EPT-500」。ステンレス製エンクロージャー採用の「EPS-700」と「EPS-500」だ。型番のTはチタン、Sはステンレスを表す。 700シリーズと500シリーズの違いは後ほど説明しよう。 4モデルに共通するのは、サーモスが魔法びん開発で培った技術を投入した真空エンクロージャーの採用だ。ヘッドホンや デスクトップスピーカー同様の真空二重構造だが、これを直径わずか1cm強と小さな、イヤホンの筐体に取り入れた技術力の高さには驚く。 この小ささで、内筒と外筒の隙間はわずか約1mmとなっており、真空状態を保持しているわけだ。 再生ユニットには、いずれも解像度の高いバランスド・アーマチュア(BA)ドライバーを使っている。上位機種の700シリーズは フルレンジドライバー+ツイーターのデュアルドライバー構成、500シリーズはシングルドライバー構成だ。 VECLOS MSA-380S アクティブ ニアフィールド モニター モニタースピーカー ヴェクロスposted with amazlet at 18.12.29VECLOS 売り上げランキング: 411,009 Amazon.co.jpで詳細を見る