転載元 : http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssr/1462435475/ 1 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/05/05(木) 17:04:35.86 ID:0H07DVPP0 少女「…………」 男「……一人?」 少女「……」コクン 男「…………君だよね。掲示板に書いてた……」 少女「……」コクン 男「じゃあまず、撮影と、生脱ぎで……この値段だったよね」 少女「あ、あの……」 男「ん……?」 少女「ここで……ですか?」 男「……いやー、それは…………」 少女「…………」 男「……うーん。……まぁもういいか。言質は取れたし」 少女「……?」 男「…………実はね、えーと、……おじさんはね、警察官なんだ」 少女「えっ……?」 男「いやね、警官の不祥事とかじゃなくて、お仕事ね、これお仕事。えーと……」 男2「あれ? もういいの?」 男「いいのいいの。この子初めてっぽいし。あんまり時間かけても、常連客とか聞きだせそうにないし」 男2「あー、そりゃ損だね。逮捕に繋がらないと、点数にね」 少女「あ……あの……」 男「ん? あーあー怖がんなくていーから。もう大丈夫だから」 少女「はぁ」 男「これね。補導ってやつ。補導ね。逮捕じゃないから、大丈夫だよ」 男2「そうそう、別に囮捜査には当たらないからね」 少女「はぁ、……そうですか」 」 男「君ね、えーと……こういうことは危険だから、今後しないように」 少女「あ、はい……」 男2「まぁこれ補導だから、硬くならないでいいからね」 少女「……はぁ」 2 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/05/05(木) 17:08:43.36 ID:0H07DVPP0 男「君、いい子そうだから大丈夫だろうけど、これからは、こんなことやめて、真面目に、」 男2「そうそう、真面目にね」 少女「……はい」 男「初めてでしょ?」 少女「……はい」 男「やっぱりね、初々しかったもん。ほんとは怖かったんでしょ?」 少女「……はい」 男2「全然スレてないよね。君みたいな清純派なんて、いいカモだからね。男にとっては」 男「そうそう、撮られた写真バラまくぞとか脅されたらどうすんの? 危ないでしょ?」 少女「はぁ……」 男2「撮影だけの約束でも、変なクスリ飲まされて、無理矢理ヤられちゃったりね」 男「ヤってるとこ撮影されて、それネットに流れたりするよ? どーすんの?」 少女「……はぁ」 男「裸とか喘ぎ声とか知らないたくさんの人に見られんの。嫌でしょ」 男2「たつさん、それアウト」 男「あれ? アウト? これだめ?」 男2「セクハラだよね、今のは」 男「いやいや、このぐらい言わないと、この危険さや怖さは伝わらないって」 男2「言い方だよ」 男「もっと危険なことだっていっぱいある。ゴムつけてもらえなくて、妊娠しちゃったら?」 男2「だから言い方だよ。たつさんは。同じこと言うでも表現がまずいの」 男「なにが表現だよ。自由だろ? 表現は」 少女「あの……」 男「ん? どうした?」 少女「私、もう帰っても……」 男「あーいや、ちょっと待ってね。あとちょっと」 少女「はぁ……」 男2「書き込みは偽名だよね。名前は? 身分証とか、」 少女「あ……はい」ゴソゴソ 男「……あ、生徒手帳だよ」 男2「あーあ、まずいねこりゃ」 男「だから言ってんでしょ、危ないよってさ。これ相手に見られたら名前も住所もモロバレじゃない。ストーカーとかになったらどーすんの」 男2「クローゼットから飛び出してきてナイフでグサリだよね」 男「それは特殊な例だけど」 男2「車に乗ってたら拳銃で頭ズドンよ」 男「それも滅多にないけど。……まぁけど絶対ないとは言いきれないから。相手が眠剤とかだけじゃなくって、ハーブとか、飛んじゃう系持ってたらヤクザ屋さんと繋がってるって可能性もあるから」 少女「……はぁ」 3 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/05/05(木) 17:11:19.83 ID:0H07DVPP0 男2「とにかく危険ってことだからね。いい?」 少女「……はい」 男「じゃあ、家まで送るから」 少女「えっ……」 男2「近くに車停めてあるからね。パトカー」 男「あれ? 駐禁?」 男2「ちゃんと駐車場に入れてる」 男「あー、それで遅かったの」 男2「んで、あとは学校とご家庭に」 少女「えっ」 男「ご連絡ね」 少女「あ、あのっ」 男2「ちゃんと、先生とか、ご両親とかと、話し合って」 少女「それはちょっと!」 男「いやこれ補導だからさ。ちゃんと伝えないといけないわけ」 少女「でもっ、あのっ」 男「大丈夫だから。別に逮捕じゃないから」 男2「そうそう、別に前科一犯じゃないよ。つかないからね、補導で前科は」 男「罰金もないし。刑罰がないから」 男2「逮捕じゃないからね」 少女「やめて下さい! お願いします!」 男「いやだから大丈夫だから」 男2「ね、よく話し合って。今後こういうことしないように」 男「我々から伝えておくから。大丈夫だから。じゃ、行こうか」 少女「そんな……」 続きを読む