転載元 : http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssr/1467184750/ 1: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2016/06/29(水) 16:19:10.97 ID:u93mILXSO 東京で一人暮らしをしている男の元に妹の友人がやって来た 大学受験の為に一週間程度泊まらせて欲しいとの願い 妹の友人とあって男は二つ返事で了承した しかし男は知らなかった その友人が女だと言うことを 美少女「こ…こんにちは……」 男「おぅ、よく来たな」 美少女「あの……お世話になります」 美少女はショートカットにしている事に加えサイズの大きい服を好んで着ていた そんな事もあり、男は美少女を中性的な美少年だと思い込んでいる 男「まぁ、とりあえず上がれよ」 美少女「はい、お邪魔します!!」 緊張を隠す事もできず、美少女は頬を赤く染めながら男の部屋に入った 2: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2016/06/29(水) 16:20:27.47 ID:u93mILXSO 美少女と男の妹は中学時代からの親友だった 初めて遊びに行った時に男を見かけた美少女は一目で恋に落ちる そして高校卒業を控えた今でも一途に男の事を思っていた 美少女(これがお兄さんの部屋か……) 初めてみる異性の部屋 一人っ子の美少女は兄弟に憧れていて、それも男への好意に繋がっていた 男「コーヒーでも飲むか?」 美少女「ひゃい!?」 男「…………ひゃい?」 美少女「は…はい!!いただきます!!」 男「おぉ……元気だな……」 美少女「コーヒーは大好物です!!」 男「……インスタントなんだが……」 美少女「インスタントコーヒーには目がありません!!」 男「そうか……少し待ってろ」 美少女「はい!!」 男はコーヒーを入れる為にキッチンに向かう その背中を見つめながら美少女は本来の目的を思い返していた 3: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2016/06/29(水) 16:21:39.68 ID:u93mILXSO 美少女(よしっ……リミットは一週間……) 美少女(その間に仲良くなって……こ…告白して……) 美少女(春からは一緒の大学に通って……ふふっ) 空想に耽っている美少女に男が声をかける 男「お待たせ」 美少女「ふぁい!?」 男「……どうした?」 美少女「な…何でもありません!!」 男「本当に大丈夫か?」 美少女「大丈夫です!!ボクは健康そのものです!!」 男「……そうか」 男が美少女を少年と思い込んだ最大の理由 それは美少女の一人称にある 自分をボクと呼称する少女がいるなど男には想像もできない事だった 続きを読む