転載元 : https://wktk.open2ch.net/test/read.cgi/aimasu/1544877527/ 1: ◆RDGcisPe7c 2018/12/15(土)21:38:47 ID:rKb プロデューサーはユニットごとにいるという設定で書いています。 2: ◆RDGcisPe7c 2018/12/15(土)21:42:02 ID:rKb めぐる「そうなの?」 イルミネーションスターズP(以下P)「かどうかは知らん。しかし、ウチのプロデューサーが担当アイドルにモテているのは確かだ」 めぐる「ええ~プロデューサーが?全然そうは思えないけど」 P「俺じゃなくて他の連中の話だよ。アルストロメリアPなんて桑山千雪ともはや夫婦だろアレ」 めぐる「そうなんだ?甘奈や甜花とは事務所でおしゃべりするけど、千雪さんはあんまり知らないからなー」 P「こないだその大崎姉妹を見て『私達もいつか、あんな子が持てたらいいですよね』『ああ。千雪の子供なら、きっと可愛い女の子なんだろうな』なんて楽しく話しててな」 めぐる「うっわ……て、注意とかしなくていいの。プロデューサー、一応ここじゃ社長の次に偉いんでしょ」 P「オレはしょせん肩書きだけのチーフだしなあ。実績じゃアイツの方がだいぶ上だし、余計な事言って稼ぎ頭のアルストロメリアに変な影響が出ても困るし」 めぐる「あれ。それ、ひょっとして遠回しに私達の事を…」 P「違う違う。むしろ俺の実力不足のせいだから」 めぐる「そうかなー、プロデューサーは頑張ってると思うよ?」 3: ◆RDGcisPe7c 2018/12/15(土)21:43:47 ID:rKb P「まあお互いこれからという事にしておこう。それで話を戻すとだな」 めぐる「戻すんだ。という事は他のユニットのプロデューサーも?」 P「ああ。アンティーカだと白瀬咲耶なんかはもう露骨だな」 めぐる「咲耶王子が?なんか意外。それって単に王子が誰にでも優しいからそう見えるだけなんじゃないの、この前も真乃に顎クイしてたし」 P「いや前に仕事でな……ん、ちょっと待て。何の話だそれは」 めぐる「まーまー、もう終わった事だから。それより咲耶が?」 P「何があったんだよ一体、今度アンティーカPに聞いておくか。それで白瀬だがな……」 (回想) P「お疲れ様。今日は俺の付き添いで悪かったな、上手くいって安心したよ」 咲耶「ありがとうございます、こちらこそプロデューサーが迷惑をおかけしてすみません」 P「白瀬が謝るような事じゃないさ、あいつがミスしたのが悪いんだから」 咲耶「いえ、やっぱり私のプロデューサーのせいですから」 4: ◆RDGcisPe7c 2018/12/15(土)21:46:45 ID:rKb P(真面目だな、しっかり受け答え出来てる。きちんと一対一で接したのは初めてだけど、さしずめ自信がある灯織ってとこだな) 咲耶「それでチーフ、アンティーカPは?」 P「ああ、そろそろ事務所に来るそうだよ」 P(普段聞いてる姿とかなり違うな。あいつは距離が近くて困る時もあるって言ってたけど。まあ接点の少ない俺相手なら当然か) アンティーカP「お疲れ様です!チーフ、申し訳ありませんでした。ご迷惑を掛けてしまって」 P「お疲れ。俺に謝っても仕方ないだろう、ちゃんと白瀬に頭下げておけよ」 アンティーカP「は、はい。咲耶、今日はすまなかった」 咲耶「全くだよ、ダブルブッキングで片方の付き添いをすっぽかす羽目になるだなんて。社会人としてどうかと思うね」 アンティーカP「いや、本当に。霧子のほうの仕事で色々確認することが多くてな、それでついお前のスケジュールを勘違いして覚えてしまって」 咲耶「予定はきちんと見直せってのはアナタの口癖だろう。気を付けてもらわないと困るよ?皆、アナタを頼りにしてるんだから」 アンティーカP「悪かったよ」 P(あれ。なんか、ガラッと雰囲気が変わったな) 続きを読む