転載元 : http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1544886012/ 1 : ◆x8ozAX/AOWSO 2018/12/16(日) 00:00:12.58 ID:1A5suEAO0 これはモバマスssです 2 : ◆x8ozAX/AOWSO 2018/12/16(日) 00:01:14.24 ID:1A5suEAO0 ~12/15(土)、都内某所のアイドル事務所~ まゆ「……本日、皆さんに集まって頂いたのは他でもありません」 加蓮「さっさと本題言えば良いのにわざわざ持ち出されて否定された他の気持ち考えた事ある?」 まゆ「えー、明日に迫った美穂ちゃんの誕生日ですが」 加蓮「ねぇちょっと! 無視しないでよ!!」 智絵里「プレゼントなら、用意してあります……!」フンスッ まゆ「よろしい」 加蓮「よろしくないよろしくない!」 李衣菜「で、サプライズだから内緒にしとくんだっけ?」 まゆ「はい、明日朝一で女子寮に押し掛けます。プレゼントはみくちゃんや輝子ちゃんの部屋に隠させて貰うと良いでしょう」 加蓮「あーもー私帰る! 無視するんだっら帰る!」 まゆ「るっせぇですよぉ! 小学生ですかぁ?!」 智絵里「ばいばい、加蓮ちゃん」 加蓮「…………止めないの? 私本当に帰っちゃうよ?」 李衣菜「……ま、まぁまぁ」 加蓮「まぁ? みんなにそこまで謝られたら私も自己中でごめんね、って感じだし」 智絵里「…………ダルい……」 3 : ◆x8ozAX/AOWSO 2018/12/16(日) 00:01:42.29 ID:1A5suEAO0 まゆ「ちなみに皆さん、プレゼントはどんな物を用意しましたかぁ?」 加蓮「ん、私? 気持ちが伝わるのが一番かなーと思って肩叩き券」 まゆ「祖父母へのプレゼントじゃないんですから……」 李衣菜「げ、かぶった」 まゆ「そんな事あります?」 智絵里「……わ、わたしも……」 まゆ「え、まゆこのユニットやだ……」 加蓮「冗談だって、ほんとはパスケース用意してあるから」 李衣菜「私はスマホカバー」 まゆ「まゆは人間です」 李衣菜「ちょっと!」 智絵里「……ひ、一人くらいなら肩叩き券でも許されるかな……」 4 : ◆x8ozAX/AOWSO 2018/12/16(日) 00:02:13.47 ID:1A5suEAO0 まゆ「さて、おそらく美穂ちゃんはこの後事務所に戻って来ます」 智絵里「美穂ちゃんの事だから、きっと誕生日アピールしてくるかも……」 李衣菜「で、それを上手く流して気付かないフリをしつつ」 加蓮「明日の予定は空けておいてもらう、で良いんだよね?」 まゆ「はい、ですがまゆ達が祝おうとしている事はバレてはいけません。これが大前提です」 李衣菜「……ぶっちゃけた話さ」 まゆ「発言を許します」 李衣菜「……美穂ちゃん、多分めっちゃ凹むよ?」 まゆ「…………」 智絵里「…………」 加蓮「…………」 李衣菜「…………」 まゆ「……それとなく匂わせましょう」 加蓮「こんな事言ってるけどどうせ祝ってくれるんだろうな、くらいに考えて貰わないとね」 智絵里「……普通に祝えば良いんじゃないかな……」 加蓮「それじゃつまらなくない?」 李衣菜「じゃあ逆に聞くけど、加蓮ちゃん自分の誕生日忘れられてたらどうする?」 加蓮「うーん、火葬パーティー開く」 まゆ「やめましょう? 縁起でもないですから」 加蓮「演技じゃなくガチ泣きすると思う。生きる希望失くして翌々日誕生日のまゆの誕生日パーティーでやけ食いする」 まゆ「あ、来てはくれるんですねぇ」 李衣菜「まぁ兎に角、誕生日なんだから悲しませる様な事態だけは避ける様にね」 全員「「「らじゃー!」」」 続きを読む