転載元 : http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1445771086/ 1: いいいい ◆CcW4KPdZhU 2015/10/25(日) 20:04:46.33 ID:S0GhkAjWO 陽乃「そうなのよ~。なんか面白そうじゃない?」 結衣「確かに、ちょっと気になるかも!」 八幡「いや、こんなもん怪し過ぎだろ」 陽乃「えぇ、そんなこと無いよ~。ちゃんとドラッグストアに売ってたんだよ?」 八幡「何故か一つだけ、でしたっけ?」 陽乃「細かいことは気にしないの」 雪乃「ところで、姉さんはなぜ部室にいるのかしら?」 陽乃「も~、さっき言ったじゃない。面白いもの見つけたから来ちゃった、って」 雪乃「だから、面白いものを見つけたからといって、奉仕部に来るのはなぜ、という意味の質問なのだけれど...」 コンコン 雪乃「誰かしら...。どうぞ」 いろは「失礼しま~す!」ガララ 小町「しま~す!」 結衣「いろはちゃん、小町ちゃん。やっはろ~」 い・小「「やっはろ~です~」」 雪乃「一色さんはともかく、なぜ小町さんがいらっしゃるのかしら?」 小町「今日、新入生対象の説明会があって、総武高に来てたんですよ。で、お兄ちゃんは春休みなのに部活行ってること思い出したんで、来ちゃいました!」 結衣「そうだ、小町ちゃん、合格おめでとう!」 小町「はい、ありがとうございます!」 2: いいいい ◆CcW4KPdZhU 2015/10/25(日) 20:05:47.35 ID:S0GhkAjWO 陽乃「ねえねえお二人さん、『ケモミミの薬』って興味ない?」 いろは「なんですかそれ?」 小町「もしかして、動物さんの耳が生えてくるとか!?」 陽乃「そうなの。どうかしら?」 いろは「へ~、面白そうですね~!どんな耳が生えてくるんですかね?」 陽乃「うんうん。じゃあ生徒会長のお許しも得たことで...えい!」 雪乃「ちょ、姉さ...むぐむぐ...」ゴクン 結衣「ゆきのん、大丈夫!?」 八幡「乱暴だな...」 陽乃「雪乃ちゃん、なにか変化ある?」 雪乃「私が聞きたいくらいなのだけれど...。それに、そんなにすぐに変化が現れるわけが---」ピョコン 一同「!」 結衣「ね...ネコミミだ!」 小町「キャー! きゃ、きゃわわわわ可愛いです!」 雪乃「う、嘘...こんなことって...」 八幡「本当に生えるのか...」 陽乃「えっと~、説明書によると、その人の性格に最も似ている動物の耳が生えるそうよ。そして、その動物の気質が強調される、と...」 結衣「そう言われれば確かに、ゆきのんって猫っぽいかも」 小町「猫好きですしね~。ウチに来たら、かーくんのこと撫で回してますし」 いろは「猫に似るってことは...こういうのどうですか!?」 八幡「おま、なんで猫じゃらしなんか持ってんだよ」 いろは「偶然ですよ。さあほら、雪ノ下先輩」ユラユラ 雪乃「まったく、そんなものに惑わさる訳、無い...じゃな...い...」ヒョイヒョイ 一同「...」キュン 八幡「...はっ! お、お前なあ、手を伸ばしながら言っても説得力無いぞ」 いろは「そ、そうですよ! 可愛過ぎです」 結衣「ヒッキーの顔、ニヤケててキモイ...。でもゆきのん可愛い~」 陽乃「私もした~い! いろはちゃん代わって~」 小町「小町も! 小町もやりたいです!」 いろは「ま、待ってください! もうちょっとだけ...」ユラユラ 雪乃「あ、あんまり遊ばないで...」ヒョイヒョイ 結衣「とか言いつつ、猫じゃらしに夢中なゆきのん可愛い~!」ナデナデ 雪乃「ゆ、由比ヶ浜さん、頭を撫でるのは...」ヒョイヒョイ 八幡「...ガチゆり最高」 3: いいいい ◆CcW4KPdZhU 2015/10/25(日) 20:06:26.14 ID:S0GhkAjWO 雪乃「はぁ、はぁ...疲れたわ」 小町「ふぅ~、満足です」 陽乃「雪乃ちゃん、ホンット可愛いよね~」 いろは「猫ちゃん飼いたくなってきました...」 八幡「俺もじゃらしてしまった...」 雪乃「まったく...で、この薬の効果はいつ切れるのかしら?」 陽乃「えっとね...一晩寝たら戻るらしいよ」 雪乃「つまり、今日はずっとこのまま、と...」 小町「いいじゃないですか! 猫乃さん可愛いです!」 雪乃「ナチュラルに混ぜるのは辞めなさい。それに、それなら小町さんも飲んでみてはどう?」 八幡「そうだ、小町も飲んだ方がいい」 結衣「ちょ、ヒッキー...」 小町「まったく、ごみちゃんは...」 八幡「え...」 陽乃「まあまあ。せっかく薬の効果が一日続くんだから、一日に一人ずつ飲んでいこうよ」 いろは「うーん、それが妥当かもしれませんね」 雪乃「...じゃあ、それでいいわ。不服ではあるけれど」 続きを読む