194 名前:NAME OVER[sage] 投稿日:2008/10/22(水) 20:29:11 ID:??? 高山君は跳ねる物との相性が逆の意味で最適だ。 ・高山君、SPYvsSPYvs失敗 高山君と一緒に廃車置き場に遊びに行った時の話。 オトナの人に見つかればもちろん怒られる場所だが高山君にかかればそこはもうファミコンワールド。 赤い車を見つければ「ロードファイター!」といって運転席に乗り込んだり 捨てられているいかがわしい雑誌を見つけた時はオトナの階段上るアドベンチャー。 そして大きなスプリング(たぶんサスペンションか何か)を見つけた。 「ジャンプ台作ろうぜ!マリオみたいなやつ!」 板を持ってきた高山君はスプリングに紐でくくりつけた。 その瞬間、俺と小林君の脳裏では「高山君がまた痛い目に遭うな…」という考えがよぎったが まぁ、いつも通り見守った。 地面にスプリングを半分埋め込んで「ジャンプ台」完成。 「俺一番!俺一番!」とその上に飛び乗る高山君。 ok。高山君は見事に横ゴケした。 小学生が埋めた程度じゃ地面に固定なんか出来るわけもなく。 「いってー!頭きた!もうこれを罠にしてやる!!」 スプリングを車のドアに挟んで紐で縛り、その紐が切れるとドアが勢いよく開いて 敵を倒す…、という寸法らしい。 195 名前:NAME OVER[sage] 投稿日:2008/10/22(水) 20:43:00 ID:??? 3人で力一杯ドアを押さえ、紐で縛る。 明らかに違和感のある見た目のドアになった。 「よし、これでいつ敵がやってきても大丈夫」高山君は満足そうだったが…敵? しかし、高山君の完璧な作戦にも大きな欠点があった。 「紐が予想以上に劣化していた」という事。 ブチッと紐が切れた、と思う間もなく、バネの力を蓄えた車のドアが 満足げに眺めていた高山君に向かって開いた。 そこそこの勢いだった。クリーンヒット。 ドアが当たった勢いで尻餅をつく高山君。 足下に束になっていた有刺鉄線が容赦なく高山君に襲いかかる。 「いってー、血が出た・・・」 涙目でひっかき傷を見せる高山君。しっかりTシャツも破れている。 ある意味、大仁田よりも先に有刺鉄線デスマッチを見せたともいえる。 ボンバーマンと合わせれば有刺鉄線爆破デスマッチだ。 SPYvsSPYのスプリングは現実世界でもそこそこ威力があることを 高山君はまたしても証明してくれた。 高山君は今も元気かなー。