転載元 : http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1450851485/ 1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/12/23(水) 15:18:05.72 ID:/1y4XABl0 雪乃「比企谷くん、さっきから本を読みながら笑っているけれど本当に気持ちが悪いからやめて貰えるかしら?」 八幡「感性豊でいいだろう。」 雪乃「貴方に感性なんてものはあるのかしら?人間ではなくてゴミなのに」 八幡「雪乃ちゃんはサラッと酷い事言っちゃうんだねぇ」 雪乃「姉さんの物まねは辞めてもらえるかしら?」 八幡「じゃあその前に俺への暴言は辞めて貰える?」 雪乃「貴方みたいな誰からも必要とされていない人間が私みたいな人間に話しかけてもらえるだけ感謝なさい。」 八幡「そうだよな…俺って誰からも必要とされていない価値のない人間だもんな…」 雪乃「えぇ…そうよ。今更気付いたのかしら?」 八幡「俺って雪ノ下にとっても価値のない人間か?」 雪乃「気持ちが悪いわね。まさか私が貴方に恋愛感情を抱いてるとでも思っていたのかしら?妄想もここまで来ると病気ね。」 八幡「そうだな…じゃあ誰からも必要とされない価値のない俺が今ここで死んでも問題ないよな?」 雪乃「比企谷くん…突然窓に足を乗せてどうしたのかしら?」 2: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/12/23(水) 15:21:46.89 ID:/1y4XABl0 八幡「価値のない人間だから死のうと思ってな…」 雪乃「お、落ち着きなさい。それはちょっとした冗談よ。いつもの貴方なら軽く受け流すじゃない…」 八幡「いいんだ。最後にお前の本心が分かって嬉しかった。正直、雪ノ下とは深い関係になれるかもって淡い期待だけを糧にクソみたいな人生を生きてきたけどそれは有り得ないみたいだな。」 結衣「やっはろー!ってヒッキー!どうしたの!?」 八幡「由比ヶ浜、今までありがとうな。」 結衣「ちょっと何言ってるの!?もしかして自[ピーーー]るの!?ダメだよ!」 八幡「いいんだよ…雪ノ下に言われたんだ。俺は誰からも必要とされていない価値のない人間だってな。雪ノ下、気づかせてくれありがとうな。」 結衣「ゆきのん?それ本当に言ったの!?」 雪乃「か、軽い冗談のつもりだったのよ…いつもの冗談のつもりで」 結衣「でもそれって冗談でも言っちゃいけないでしょ!そんなことも分からないの!?」 八幡(やばい由比ヶ浜が雪ノ下にマジギレしてる。) 4: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/12/23(水) 15:27:53.24 ID:/1y4XABl0 雪乃「比企谷くん、先程言ったのは本当に冗談なのよ?その照れ隠しなのよ…だからその…こっちへ戻ってきてくれないかしら?」 校庭 葉山「あれは比企谷!?まさか飛び降りるつもりなのか!?」 テニスコート 戸塚「あれ…八幡だよね?何をしてるんだろう…?僕、八幡を止めなきゃ!」 奉仕部 八幡「いいんだぞ雪ノ下?お前には嘘は似合わないんだ。ウソをつかないお前が俺は好きだ。」 結衣「やだよ…ヒッキー…死ぬなんて言わないでよ!」ポロポロ 八幡(やばいガチ泣きしてるよ…) 結衣「私はヒッキーに生きてて欲しいなぁ…だって自分の大好きな人が死んだら悲しいもん。私、一生立ち直れないよ…」 八幡「だ、大好き?」 結衣「いっ今のはべ、別に深い意味とかないからね!?その友達として大好きというか…」 八幡「でもな由比ヶ浜…価値のないだけなら分かるけどこうやって俺がいることで雪ノ下は毎日イライラしちゃうんだよ?それって迷惑を掛けてるってことだろう?だから俺は…」 結衣「ふざけんなし!」バチン 続きを読む