565: 名無し三等兵 02/01/13 20:18 小野田寛郎少尉の話。 昭和49年、小野田少尉は上官谷口少佐の命令により投降した。 少尉は降伏の式典で、ルパング島の米軍司令官に降伏の印として自らの軍刀を差し出したが、 司令官はそれを受け取らなかった。 フィリピンのマルコス大統領は、少尉の肩を抱いて 「あなたは立派な軍人だ。私も嘗てゲリラとして戦ったが、ジャングルの中で30年も生き抜いた 強靭な精神は賞賛に値する。我々は敵味方として戦ったが、私はこの国の大統領として、 これまでの貴方の行為の全てを許します」 と語り、小塚上等兵(小野田少尉投降の直前に戦死)の形見の三八式歩兵銃を、 日本の遺族に持ち帰ることを許してくれた。 続きを読む