転載元 : http://wktk.open2ch.net/test/read.cgi/aimasu/1542718726/ 1: ◆UpHOrkEMJ2 2018/11/20(火)21:58:46 ID:WuX 10作目です。よろしくお願いします。 2: ◆UpHOrkEMJ2 2018/11/20(火)21:59:57 ID:WuX 過去作 Pとキュートな女の子たちシリーズ モバP「未来のお嫁さん?」響子「はい!」 モバP「懐かしのお隣さん」美穂「お、お兄さん!?」 モバP「僕は魔法使い」卯月「私がシンデレラ?」 モバP「癒しの休日」ゆかり「ふふっ…♪」 モバP「白詰草に想いを込めて」智絵里「見捨てないで…!」 リトル・ハッピー・デイズシリーズ モバP「アイドル?」千枝「千枝をオトナにしてください!」 モバP「向日葵みたいなその笑顔で」薫「せんせぇ!」 モバP「ラヴィアンローズのお嬢様」桃華「ですわっ」 モバP「素直になれない女の子」ありす「橘ですっ!」 修正版 https://www.pixiv.net/novel/member.php?id=9350076 3: ◆UpHOrkEMJ2 2018/11/20(火)22:02:25 ID:WuX 私は、幼い頃からあまり口数の多いほうでは無かった。 そのせいか、自分の気持ちを表に出すのが苦手で、人と上手く触れ合うことができず、ひとりでいることが多かった。 そんな私を、周囲の人はクールビューティーだとか、人形みたいな子だと称した。 別にひとりでいるのが好きだったわけじゃない。 私だって、本当は普通の女の子…かわいいお洋服を着ると心が弾むし、大好物のいちごを食べると幸せな気持ちになる。 でも、そんな“本当”の私を知る人は数少なかった。 だから、私はずっと探し続けていた。ありのままの私を知ってくれて、大切に想ってくれる……そんな人を。 P。だれよりも大切な人 きっと……私と貴方は、運命の赤い糸で結ばれている 4: ◆UpHOrkEMJ2 2018/11/20(火)22:05:15 ID:WuX ~7年前~ P「ふぅ~、今日も忙しい1日だった」 千枝、薫、桃華、ありす。4人ものアイドルをプロデュースしていた俺。 とても忙しいが、充実した日々を送っていた。 最近の第3芸能課は本当に賑やかで、毎日が楽しい。 プロデューサーという仕事が、自分にとっての天職であったとつぐつぐ実感していた。 俺にとって、担当アイドルの皆は家族のような存在だ。彼女達の為に頑張れる……これほど嬉しいことはない。 いつしか、346プロは第2の実家ともいえる場所になっていた。だからこそ…… P「家に帰りたくないんだよなぁ…」 今住んでいるのは、かつて仕事を辞めて全てを失い、途方に暮れていた俺に社長が住む場所として提供してくれた346系列の社宅の一室だ。 事務所からも近く、部屋もそこそこの広さで、住む場所としては十分 …だが、事務所で過ごす時間が楽しい分、社宅に帰ってくると途端に孤独を感じてしまっていた。 P(20にもなって、何を考えているんだ…プロデューサ―になる前はもっと酷かったじゃないか) 俺の実家は定食屋を営んでおり、現在妹3人で切り盛りしている。 だがこのご時世、その儲けだけで生活していくことは難しい……そんな家族を支える為、俺は東京にやって来た。 稼いだ賃金の大半は実家に送り、自分はオンボロアパートで過ごす日々……毎日がひもじい生活だった。 それに比べれば、今は十分恵まれている。 P「でもやっぱり、ひとりの生活は寂しいなぁ……嫁さんでもいれば変わってくるのか?」 まぁ、恋人すらできたことのない自分に嫁さんなんて夢のまた夢。 今はプロデューサーの仕事に専念しないとな。 5: ◆UpHOrkEMJ2 2018/11/20(火)22:08:41 ID:WuX ~社宅~ P「ただいまー ……なーんて、俺ひとりしかいないけd」ガチャ ??「おかえり……P……」 P「……えっ?」 誰もいるはずのない玄関に、誰かの声が響く。 顔を上げるとそこには…… ??「お風呂にする……?ご飯にする……?それとも……私?」 裸エプロンの少女がいた P「………………」 ??「………………」ドキドキ 続きを読む