1: 音無さん 2018/11/14(水) 日本人はいつから「雑音恐怖症」になったのか | 「コミュ力」は鍛えられる! | 東洋経済オンライン | 経済ニュースの新基準 https://toyokeizai.net/articles/-/249007 赤ん坊の泣き声や子どもの騒音がうるさい。都会の密集地のマンションなどで、そういった苦情騒動は増えている。 全国の地方公共団体の相談窓口に寄せられた苦情に基づく公害等調整委員会の平成28年度の調査では、大気汚染など「典型7公害」のうち、騒音が32.8%と最も多かった。 この背景には、日常生活で発生する物音が騒音ととられるケースも増えていることもある。 都会ではマンションやアパートなど、多くの世帯が近接して生活することも多く、物音が気になりやすい。 最近では、他人が発する音を異常に嫌がるmisophonia(ミソフォニア=音嫌悪症候群)という症状があることもわかってきた。 人が食べ物をクチャクチャとかむ音、人の息遣い、ヘッドホンの漏れ音など特定の音に敏感になり、どうしても耐えられないという症状で、赤ちゃんの泣き声や子どもの声などを極端に嫌悪する人もいるという。 もちろん赤ちゃんの泣き声は、そういった症状のない普通の人にとっても、心地よいものではないが、特にセンシティブな人もいるということだ。 人と人とのつながりの希薄化も影響している。 地域の結び付き、近所付き合いなどが少なくなるにつれ、これまでは日常に存在していた生活の音が不快になったりするということもあるだろう。 かつては、路地や町中にあふれていた子どもたちの笑い声や叫び声も、少子化に伴って少なくなり、それが、つねに身の回りにある音ではなくなった。 保育園などの建築への反対運動や、現在ある保育所や幼稚園など学校への苦情といったケースは後を絶たない。 子どもの声を「騒音」ととらえる国で、少子化が進むのはやむをえない話ではないだろうか。 特に日本は、そうした「人の雑音」に対して、許容度が低いところがあるように感じる。 たとえば海外では、公共交通機関内での携帯電話の使用に目くじらを立てられることはない。 狭い空間の中でも平気で大声で話し、お構いなしだ。 さらに特殊なのがエレベーターだ。 あの中での私語がマナー違反だということになったのは、ここ十数年のことだろうか。 最初は、会社の情報が社外の人に聞こえることが問題なので、仕事の話はしないように、ということなのかと思っていたが、私語そのものが、他人にとっては迷惑という解釈のようだ。 かつて聞かれたような「おはようございます。どうだった、昨日は?」「いやあ、飲みすぎちゃいまして」なんていう会話はもう、はるか昔の思い出だ。 一方、海外で、エレベーターが「私語禁止の空間」などといった認識はあまりない。 hayabusa3.2ch.sc/test/read.cgi/news/1542180828 【 寛容力のコツ: ささいなことで怒らない 】