転載元 : http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1446257450/ 1: 由比ヶ浜サーガ 2015/10/31(土) 11:10:50.64 ID:/DOv3qtco 八幡「由比ヶ浜……。お前、その紅茶、いつまで冷ましてるんだ? もう十分以上やってるだろ」 結衣「だって、熱いの苦手なんだもん。仕方ないじゃん」 雪乃「……由比ヶ浜さん。もしかしてそれは猫舌というやつかしら可愛い」 結衣「うん……。熱いの駄目なんだよね。だからこうして冷ましてからじゃないと。ふーふー、ふーふー」 八幡「いや、いくらなんでも、もう常温ぐらいに冷めてると思うんだが……」 2: 由比ヶ浜サーガ 2015/10/31(土) 11:11:48.39 ID:/DOv3qtco 雪乃「比企谷君は犬舌だから平気よね。はい、ボコボコ沸騰してるのをあげるわ」スッ 八幡「怖いんだが、何だこれ」 雪乃「中に焼いた石をたんまり入れておいたのよ。しばらくは沸騰し続けるわね」 八幡「加減ってものを知らないのか、お前は?」 結衣「ふーふー、ふーふー。……もうそろそろいいかな?」ゴクッ 結衣「あちゅい!」 雪乃「どんな声を出してるのかしら可愛い」 3: 由比ヶ浜サーガ 2015/10/31(土) 11:12:24.52 ID:/DOv3qtco 八幡「ところで最近、あまり依頼が来ないな」 雪乃「そうね。でもそれは困ってる人がいないという事だから、良い事ではないのかしら」 結衣「ごくっ。ふぁ……美味しい……」 八幡「しかし、ここで本をじっと読むのもいい加減に飽きてきてるんだがな……」 雪乃「そうね……。それなら、しりとりでもしましょうか? 私は別に構わないけれど……」 八幡「しりとりか……。由比ヶ浜はどうする?」 結衣「この紅茶美味しいね、ゆきのん!」 雪乃「そう言ってもらえると嬉しいわさっきから可愛い」 八幡「お前もさっきから心の声が駄々もれしてるぞ、雪ノ下」 4: 由比ヶ浜サーガ 2015/10/31(土) 11:12:57.69 ID:/DOv3qtco 雪乃「それじゃあ、しりとりを三人でしましょうか。ただ、普通のしりとりをしていたのでは面白くないわよね……」 八幡「なら、何かルールをつけるか? 五文字限定のしりとりとか……」 雪乃「そうね。そういう特殊ルールを何かつけたいわね。例えば、言った物を必ず持ってこないといけないとか……」 結衣「あ、それ、面白そう! やろうよ!」 雪乃「あらそう? 由比ヶ浜さんがそう言うなら、そのせいで世界が滅びようともやらない訳にはいかないわね」 八幡「お前、大好きだな、由比ヶ浜の事……」 続きを読む