転載元 : http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1378630669/ 1 :以下、新鯖からお送りいたします 2013/09/08(日) 17:57:49.29 ID:XA12onxr0 ---------- 控え室・夜 のあ「……」 コンコン のあ「……大丈夫よ」パタン ガチャッ P「のあさん、ここに居たんですね……って、その衣装……あのLIVEから着替えていなかったんですか?」 のあ「見た目通り、動くことに関しては有能な衣装……それに、事務所の衣装だから直ぐに脱ぐ必要は無いでしょう」 P「あー、確かに動きやすそうです。……今まで本を読んでいたんですね」 のあ「ええ。……今まで、ということは、結構な時間が経っているのね」 P「はい。もうスタッフの人やアイドル達はみんな帰りましたよ。ここ、事務所と親交のあるスタジオなので、自分が最後の戸締まりを任されちゃいまして」 のあ「それで私が最後、ということ」 P「そういうことです。時間はまだあるので、着替えとかは急がなくて大丈夫ですよ」 2 :以下、新鯖からお送りいたします 2013/09/08(日) 17:59:18.87 ID:XA12onxr0 のあ「……P。視線が泳いでいるわ」 P「あっ、すみません。いや、のあさんに対して眼のやり場に困っちゃって……」 のあ「バニーガールという衣装は、元々視線を惹き付けるのを主としたもの。私が着ることは正解だったようね」 P「そうですね。のあさんは美人でミステリアスなので、バニーガールになると不思議な妖艶さが際立ちます」 のあ「………………ぴょん」 P「ああ、その台詞とウサミミの手真似、まさか前回と同じように言われるとは思ってませんでしたよ。可愛らしさもあって凄く良かったです」 のあ「……まだ視線が泳いでいるようだけれど」 P「おおう、視線が外れないように眼を見て話します……」 3 :以下、新鯖からお送りいたします 2013/09/08(日) 18:00:49.01 ID:XA12onxr0 のあ「前回は猫耳メイド、今回はバニーガール。私にさせるとは、貴方の手腕には驚くばかりね」 P「すみません。似合うと思ったので」 のあ「謝る必要は全く無いわ、私はただ褒めただけ。貴方の働きは、私の輝きへ直接繋がっている」 P「今回も、のあさんがLIVEで一番輝いてましたよ。観客の視線釘付けで、対戦相手の子には申し訳ないと思えるほどでした」 のあ「……そう、それでいい。貴方は私を一番輝かせることが出来る。それ以上に必要なことなど無いわ」 4 :以下、新鯖からお送りいたします 2013/09/08(日) 18:01:59.10 ID:XA12onxr0 P「ありがとうございます。……初めてのあさんと会った時は、こうなるとは思いもしなかったですねぇ」 のあ「……スカウトされたときの事かしら?」 P「はい。地方に出ていたときに夜道を散歩していたら、女性が一人夜空を見ていたんですから驚きましたよ」 のあ「……」 P「その姿がとても幻想的で、美しくて……もう『この人しかいない』と思いましたね」 のあ「……」 P「スカウトしたら二つ返事で了承してくれたのも、また驚きましたけど……どうして了承してくれたんですか?」 のあ「……私があの場所で貴方にスカウトされ、ここへ至るのは必然だった。ただ、それだけよ」 P「そうですか……それなら、必然の神様には感謝してもしきれないですね」 のあ「……そんな貴方だからこそ、必然となったのかもしれないわ」 続きを読む