転載元 : http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1445791021/ 1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/26(月) 01:37:02.15 ID:qg1f4WP20 注意書き ・初めてなので文章にかなりつたい部分がございます ・原作未読でアニメのみです、 また物語が裁判という形なので都合上ある程度、設定を変えてあるところがございます。 それでも良いという方は見てみてください 2: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/26(月) 01:38:01.92 ID:qg1f4WP20 12月上旬 奉仕部部室 修学旅行のあの出来事以来奉仕部はギクシャクしてしまっていた。あのときの俺はあの手段での解決が誰も傷つかないと信じていた。だが由比ヶ浜の気遣う視線や雪ノ下のあのセリフがずっと心に残っている。 うまく言葉に出来ないがモヤモヤしたものが渦巻いている、それはあいつらも一緒のようでその空気が今の部室の息苦しさを作っていた。 今日は誰も一度も挨拶以外で口を開いていなかった。 陽乃「やっはろー」 雪乃「ね、姉さん……何のようかしら…」 突然の訪問者が雪ノ下に挨拶以外で口を開かせた。てかこの人いつも厄介事しか運んでこないんだよなぁ 陽乃「なぁにぃ~比企谷君?お姉さんが来たからって嬉しそうな顔しちゃって」 八幡「ども(してねーよ)」 陽乃「んもぅ、そっけないんだから~ヶ浜ちゃんもやっはろー」 由比ヶ浜「こ、こんにちは…」 雪乃「姉さん、何の用なの?」 陽乃「雪乃ちゃん的には何となく遊びに来ちゃダメなのかな~?」 雪乃「姉さんは部外者なのだから当然でしょう」 陽乃「部外者なんてひどーい、でも今回はそうも言ってられないよ?そろそろ…」 3: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/26(月) 01:39:05.31 ID:qg1f4WP20 雪ノ下さんがそういいかけるといきなり部室に平塚先生が入ってきた。 この人もいつも厄介事運んでくんだよなぁ 静「諸君、全員いるかね?」 雪乃「先生、ですからノックを…」 静「すまん、急ぎなんだ…これを…ん?陽乃来てたのか…」 陽乃「やっはろー静ちゃん」 静「こいつらに話がある。すまないが外してくれないか?」 陽乃「やーん、仲間外れなんて悲しいなぁ…でも静ちゃんの話ってこれじゃないのかなー?」 雪ノ下さんが一枚の封筒を鞄から取り出した。なんだ?全然話が見えてこないんだが?八幡困っちゃう 静「なっ…お前のとこにもきていたのか…中身は…」 陽乃「そうだよ、告発状だよ」 被せるように雪ノ下さんが言った。ん?告発状?絶対厄介事じゃねーか… 続きを読む