転載元 : http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1527361815/ 1 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/05/27(日) 04:10:15.75 ID:rfmeaY3l0 エリカ「それ!」 ベシッ! エリカ「高校生にもなってお人形遊び!?バッカじゃないの!?」 エリカ「ふん!」 ゲシ!ゲシ! エリカ「生意気!生意気なのよ!西住みほ!」 エリカ「隊長の妹だからって贔屓されて調子に乗って!ふざけんじゃないわよ!」 グリグリ! エリカ「あははっ、いい気味だわ」 みほ「い、逸見さん・・・何やってるの・・・?」 エリカ「あーら、副隊長様。ごきげんよう」 みほ「逸見さんが足で踏みつけてるの・・・それ私のボコ・・・」 エリカ「あら、そうだったの?きったない人形だからてっきり雑巾と勘違いしちゃったわ」 みほ「逸見さん・・・」 エリカ「なあに?文句あるの?」 みほ「逸見さんもボコ好きだったんだね!」 エリカ「え」 2 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/05/27(日) 04:12:54.91 ID:rfmeaY3l0 みほ「そうだよね、やっぱりボコボコにしてこそのボコだよね!逸見さん分かってるー!」 みほ「でも、ボコを雑巾代わりにするなんて私全然思いつかなかったよ。逸見さんは凄いなあ」 エリカ「え、いや・・・」 みほ「ね、一緒にボコをボコろうよ」 みほ「はい、逸見さんはこっちの腕を持ってね」 エリカ「ちょ、何を」 みほ「せーの!」 ビリッ!ブチブチブチ! みほ「アハハッ、もげたもげた!綺麗にちぎれたね!」 みほ「じゃあ今度はカッターナイフで目を・・・」 ザクザクザクッ! みほ「うふふふふふふ」 エリカ「」 3 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/05/27(日) 04:16:00.65 ID:rfmeaY3l0 みほ「やーってやる、やーってやるぞー♪」 チクチク みほ「はあ・・・今日は楽しかったなあ・・・」 みほ「初めてボコの事で分かりあえる人に会えたよ」 みほ「私達、きっと友達になれるよね・・・逸・・・エリカさん・・・」 みほ「ふふっ」 まほ「みほ、何をやってるんだ」 みほ「あ、お姉ちゃん。ボコを治してあげてるんだよ」 まほ「またか。学校で人形遊びなんかするんじゃないと前にも言っただろう」 みほ「でも、今は自由時間だし・・・」 まほ「そういう問題じゃない。お前は副隊長として黒森峰戦車道チームの模範となるべき存在なんだ。そのお前が人形なんかで遊んでいる姿を見られたら隊員たちの士気にかかわるだろう」 みほ「・・・」 まほ「人の上に立つ者としての自覚をもて。いいな、みほ」 みほ「はい・・・」 みほ(みんなの模範とか人の上に立つとか・・・私はもともと副隊長なんてやりたくなかったのに・・・) 4 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/05/27(日) 04:19:30.22 ID:rfmeaY3l0 まほ「・・・以上で本日のミーティングの議題は終了したが・・・他に何か意見のあるものはいるか?」 エリカ「はい、隊長。提案したいことがあります」 まほ「エリカか。何だ?」 エリカ「現副隊長、西住みほの解任を要求します」 みほ「え!?」 まほ「なんだと?」 エリカ「西住みほさんは黒森峰戦車道チームを率いる副隊長として相応しくありません。もっとその座に相応しいもの(私とか)が務めるべきです」 「賛成です」 「私も賛成です」 まほ「お前たち・・・」 エリカ(ククク・・・根回しは万全よ) みほ「・・・」 エリカ(ざまあああああ!どうよ、みほ!栄えある副隊長の座から追い落される気分は!?) エリカ(悔しいでしょ!?さぞ悔しいでしょうねええええ!!???) みほ(エリカさん・・・私が副隊長やるの嫌だって知ってて・・・私のために・・・) エリカ(・・・)ドヤアアアアア みほ(・・・)キュンキュン 続きを読む