転載元 : http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1450883023/ 1: ◆JBqI9RdT/Q 2015/12/24(木) 00:03:43.95 ID:lAcstUVC0 ▼前作・関連SS 大石 泉「明日はPと一緒にケーキを買いに出掛ける日か...」 モバP「きらりのブライダルモデルの仕事に付き添う」 モバP「智絵里と出かける予定だったが....」 拓海に巻き込まれる形で、雅に色々といじられた夏樹 翌日、いつものヘアスタイルに決めて仕事に赴こうとしたのだが... -女子寮- 夏樹「くっ...!やっぱり上手くまとまらない...昨日雅さんに強制的に髪の手入れをしてもらったが」 夏樹「サラサラになり過ぎていつもの髪形にセットできない...一体どうやったんだ雅さん?」 夏樹「参ったな、これからだりーと一緒の撮影があるのに...時間だな、とりあえず撮影現場に行かないとな」 夏樹「撮影現場のメイクさんなら上手くセットしてくれるかもしれないし」 2: ◆JBqI9RdT/Q 2015/12/24(木) 00:05:40.89 ID:lAcstUVC0 -撮影現場- <オッケーです!お疲れ様でした! 李衣菜「お疲れ様でした!」 夏樹「お疲れ様でした!...うーん」 夏樹(結局メイクさんでも無理だったから、髪を下したまま撮影に臨んだけど...) 夏樹(何だろう...いつもよりカメラマンの受けが良かったような...?) 李衣菜「どうしたのなつきち?なにかあった?」 夏樹「いや、なんでもないぜだりー?」 3: ◆JBqI9RdT/Q 2015/12/24(木) 00:06:39.64 ID:lAcstUVC0 李衣菜「ふーん...それより今日はいつものヘアスタイルじゃないね?」 夏樹「ちょっとな。ところでだりー?このヘアスタイルのアタシ、いつものアタシと比べて見てどうだ?」 李衣菜「いつものなつきちと比べて?そうだね...うん!ロックだね!」 夏樹「悪い、聞いたアタシが間違ってたよ」 李衣菜「えっ!?だって普段の自分に対して反抗するのに、そうしてるんじゃないの?」 夏樹「あー、そうだよな...」 夏樹(なんでアタシがこうしているのか、事情も知らないからな...) 4: ◆JBqI9RdT/Q 2015/12/24(木) 00:07:59.41 ID:lAcstUVC0 夏樹「じゃあ質問を少し変えてさせてくれ。だりーはいつものヘアスタイルのアタシと、髪を下した今のアタシどっちがいいと思う?」 李衣菜「うーん...どっちもなつきちだしなー...私はどっちのなつきちもいいと思うよ」 李衣菜「ただ今のなつきちは普段見ないから、新鮮味があるかな?」 夏樹(なるほど、新鮮味があるか...ならカメラマンがいつもより勢いがあったのもうなづけるな....) 夏樹「ありがとなだりー。この後のミニライブも頑張ろうぜ!」 李衣菜「うん。なつきちは今日はずっとそのままでいるの?」 夏樹「ああ、今日は...しばらくはこのままかもしれないな」 5: ◆JBqI9RdT/Q 2015/12/24(木) 00:09:08.52 ID:lAcstUVC0 李衣菜「へぇー。まあ色々試して、新しい自分を探してみることはいいことだよ!」 夏樹「ああ、そうだな」 夏樹(拓海に言ったことが、こんなすぐ自分に返ってくるとはな) 夏樹(まあアタシが拓海に言ったときも、だりーと同じ気持ちで言ったし) 夏樹(多少慰めようとした気持ちが...まああったことも間違いないけど) 夏樹(アタシも前向きに、新しい自分探しのいい機会だと思うか!) 続きを読む