540: 大人の名無しさん 2005/09/25(日) 13:48:08 ID:byMY8OC9 帰ろうと思ったら雨が降っていて困ったので、傘立てで持ち主のいないっ ぽい傘を物色していた。適当なのを手にしたその時、助教授が「あ、その傘 君のか」と声を掛けてきた。一瞬あせったが助教授は「じゃぁ、僕はこれに しよう」と言いながら別の傘を持って帰っていった。 大学の医局で修練医やってた時、一瞬焦った笑い話としてこんな話を どこかのスレに書いた。この助教授は既に故人で短い会話しかしたことが なかったけど、ダンディで素敵なおじ様だった。私とはなんとなく心通じる ようなところがあり、辛いときなどほんの一言温かい言葉を掛けてくれたり したのが支えになっていた。 このスレを読んいて突然悟った。あの傘はやっぱり助教授の傘だったんだ。 続きを読む