転載元 : https://hayabusa.5ch.net/test/read.cgi/news4vip/1339158027/ 9: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/08(金) 21:59:18.81 ID:NjRBjYDJ0 紅莉栖「ちょっと、どういうことよ岡部!」 岡部「どうもこうもない、俺の説明を聞けば分かる」 紅莉栖「聞けば分かるって……アンタねぇ……」 岡部「まあ落ち着け紅莉……牧瀬よ」 岡部「最近俺達が付き合ってるのではないか、という噂がラボメンの間で広がっているようなのだ」 紅莉栖「!?」 こういうことですか><分かりません 14: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/08(金) 22:05:02.28 ID:NjRBjYDJ0 岡部「俺は……まぁ、その、まんざらではない……気もするのだが」 岡部「このことが原因で、ラボメン達とお前との間に亀裂でも生じてしまったら、俺は悔やんでも悔やみきれん」 岡部「現にダルなどは最近NTRのエロゲばかりするようになってだな……」 紅莉栖「……わ、分かったわよ、そういうことなら……呼んでも良い」 紅莉栖「けっ!けど!今みたいな……二人っきりの時は、紅莉栖って……呼んでくれない?」 紅莉栖「いやっ、べっ別に、呼んでもらいたい!ってわけじゃなくて、前々から、そうだったし……落ち着かない、っていうか、なんと言うか……」 岡部「……ああ、良いだろう、では、宜しく頼むぞ紅莉――――っ」 まゆり「トゥットルー☆あれー?紅莉栖ちゃんとオカリン、二人だけ?」 岡部「まっ、牧瀬よ……」 18: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/08(金) 22:10:58.99 ID:NjRBjYDJ0 岡部「(そんなこんなで、数日ほど牧瀬と呼ぶ生活が続いたが……)」 岡部「(……うむ、何だか歯がゆい気持ちがするな……)」 岡部「(思えば、普段からまゆりを初めとして、色々な人に親しく呼びかけすぎたかもしれん)」 岡部「(バイト戦士や指圧師などは、本当はあまりこんな呼び方を気に入っては――――)」 ダル「オカリン、オカリン」 岡部「っ……ど、どうしたのだ、ダルよぉ?」 ダル「最近、牧瀬氏と喧嘩でもしたん?」 岡部「!?な、何を言うのだ、藪から棒に……」 ダル「いやさ、最近、助手とか紅莉栖とか呼ばずに牧瀬、牧瀬って呼んでんじゃん」 ダル「オカリンって結構初対面の人でも気安く呼びかけるのにさ、牧瀬氏に対してだけ、余所余所しくなって」 ダル「……ひょっとして、そのことで怒られたとか?」 20: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/08(金) 22:17:25.48 ID:NjRBjYDJ0 岡部「いっ、いや違うぞダル!決して紅莉栖に嫌われたわけでは無ぁい!」 岡部「こ、これはだな……その、敬意というヤツだ」 ダル「敬意?……オカリンの口からそんな言葉が聴けるとは思わ」 岡部「紅莉栖は、すごく頭の良いヤツだ…………この俺の次くらいに」 ダル「ないない」 岡部「ゴホン……現に紅莉栖がラボメンとなってから、我がラボは、まさに飛躍的と言って過言ではない発展をしてきた」 岡部「だからこそ、俺は敬意を払って、紅莉栖のことを牧瀬と呼ぶことにしたのだ」 ダル「敬意を払ってるんだったらさ、牧瀬さんとか敬称をつけるのが普通じゃね?」 岡部「馬鹿を言え、この俺の次くらいに、と言っただろう、ヤツはまだまだ半人前だ」 ダル「……一体この自信はどこからくるのだろうか」 続きを読む