776: 大人の名無しさん 03/01/08 19:30 ID:N1Zp6P0g 今しがた、前の仕事仲間から電話があった。 同じ課で机を並べてた同僚(女性)が今日、病院で息を引き取ったという。 大人しくて、物静かで、何事にも控えめな「女の子」-と言うと失礼な年齢かも 知れないけど、課で最年少ということもあり、周りのみんなから可愛がられていた。 派手な遊びや、バカ騒ぎや、親に心配かけることとは無縁の一生だったと思う。 その子(どうしても、こういう言い方になってしまう)とあまり言葉を交わしたことが 無かったせいか、おれはその子の死を純粋に悼む気持ちになれない。 悲しさより、むしろ悔しさがこみ上げてくる。 去年から、不良顧客を相手に丁丁発止やりあう毎日を送っているせいなの かも知れない-言い訳に過ぎないけど。 手前の責任を棚に上げてぎゃあつく我侭をほざき、ウチの社だけでなく、 自分の家族や周囲の人にも迷惑かけて、それでものほほんとしてる輩が のうのう生き延び、他人を傷付けないよういつも細心の注意を払い、 思うことの半分も口に出さず、ただ微笑むだけだった子が若死にする。 こんな世界の仕組みって、いったい何なんだろうと思う。 明日が通夜で、明後日はウチの営業所が抱える最凶のDQN客と応対する 予定になっている。 そのときおれは自分の感情を押し殺していられるか、今、確信できない。 続きを読む