転載元 : http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/internet/14562/1462459575/ 1: 以下、名無しが深夜にお送りします 2016/05/05(木) 23:46:15 ID:IOPomr.E 上司「おう、お疲れ。これでしばらくは安泰だな」 男「あー、もう本当に嫌ですよ、こんな神経使う仕事」 上司「なあに言ってるんだ。それが醍醐味だろう」 男「いやいや、休めるならずっと休んでいるに越した事はないんですから」 上司「ま、とりあえず今回は本当にお疲れ様だ。しばらくはゆったりと仕事をしてくれればいいさ」 上司「なんだったら長めの有給をとってくれたっていいぞ」 男「長く休むと会社が困っちゃいますよ?」 上司「一人が抜けたくらいでこける会社じゃねえから心配するな」 男「まあ、用事もないので有給はまたそのうちに」 2: 以下、名無しが深夜にお送りします 2016/05/05(木) 23:47:17 ID:IOPomr.E 世界は、そんなに悲観するようなものじゃない そんなこと、頭では分かってる それでも、将来に対して希望らしい希望を見出せない それは多分、僕がそれを探す努力をずっとしなかったからだ 自己責任に過ぎない 分かってるから、誰かに文句を言う気分にもならない 漫画やドラマの登場人物が嫌いだった 彼らは他の人が言うほど嘘つきじゃない 世の中は、彼らと同じように意外となんとかなる せめてなんともならないのなら、諦める言い訳にもなったのに やりたいことを諦めて、諦めて、諦めて、ただ目の前の事をこなしてきた いつの間にか、自由ばかりが与えられた やりたいことなんて、もう覚えてないのに 思い出せない事を考えるとイライラして それが嫌でまた、目の前の仕事をこなして 与えられた自由を使えない自分にウンザリする 3: 以下、名無しが深夜にお送りします 2016/05/05(木) 23:47:51 ID:IOPomr.E 男「お疲れ様、お先に失礼」 友「あー、早くていいなあ」 男「久しぶりに、な。散々残業したんだからしばらくはマイペースでやるさ」 友「じゃあ久しぶりに週末飲みに行くか」 男「おお、いいぜ。美味い店探してくれよな」 友「任せろ。今日明日で4件はリサーチして一番美味い店に案内してやるよ」 男「はは、それは時間的に無理だろ!」 友「それくらい期待しろってことだ」 男「サンキューな。飯代は7:3にしてやるよ」 友「おう、期待してるぜ」 続きを読む