転載元 : http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/internet/14562/1457219053/ 1: 以下、名無しが深夜にお送りします 2016/03/06(日) 08:04:13 ID:EZ3WtWZI 姫「魔王を倒しに」 2: 以下、名無しが深夜にお送りします 2016/03/06(日) 08:08:22 ID:EZ3WtWZI ザワッ 王「何を言い出すのだ姫よ。魔王なら勇者が倒してくれるはずじゃ」 大臣「その通り、あの勇者様ならばきっと…」 姫「そういって今月だけでもう五人も死んだわ。てか勇者って何なの、複数いたら駄目でしょ、名乗ったらOKなの?」 3: 以下、名無しが深夜にお送りします 2016/03/06(日) 08:12:21 ID:EZ3WtWZI 王「い、今までの勇者は偽物だったに違いない。今回の勇者はきっと本物だ、うむ」 大臣「あの方は今までの勇者に無いオーラのようなものを感じました。彼なら、やり遂げる筈です」 姫「ポジりすぎ。それだけ期待してたのなら、何故初期装備に木の棒しか与えなかったのよ…しかも軍資金100Gって。私の一日のお小遣いより少ないわよ」 4: 以下、名無しが深夜にお送りします 2016/03/06(日) 08:15:53 ID:EZ3WtWZI 王「ざ、財政難だし…不確定要素に大金をつぎ込むのは、って大臣がねぇ…」 チラッ 大臣「あーあー、そうやってすぐ人のせいにするー!」 王「だって大臣が…」 大臣「王様が…」 姫「もういい!醜い責任転換は見るに耐えぬわ!」 王「ひぃっ」 5: 以下、名無しが深夜にお送りします 2016/03/07(月) 11:39:04 ID:JUxrH6fY ビキッビキッ 王「姫が…姫が怒っておる」 大臣「筋肉は盛り上がり、顔はまさに鬼神の如く…姫は相当トサカにきておられる!」 姫「ふがいない男共に代わり、私が魔王を倒します!」 ~第一話・おてんば姫ッ!~ 続きを読む