Number961号に掲載した長谷部誠の取材が行われたのは、ブンデスリーガ2018-2019シーズン開幕直前のある日、午前と午後に行われる2部練習の合間の昼下がりだった。予定よりも少し早く待ち合わせのカフェに姿を現し、テキパキと注文をする。 「炭酸水の大きなボトルとグラスを3つ」 在独11年の人が発する言葉に注釈をつけるのも野暮というものだが、ドイツ語は流暢だ。テーブルに水が届くと、「飲みますよね?」と当然のようにカメラマンと筆者のグラスに注いでいき、一息つく。「ドイツも暑いですね」と、ささやかな雑談を交わしながらインタビューに入った。 最初に聞いた質問は、こうだった。 なぜドイツでここまで長くプレーできているのか、どういう実感を持ってやっているのか。 すると、長谷部はドイツ移籍当初から現在までの“思い”を、うまくまとめて話してくれた。 https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180918-00831891-number-socc 続きを読む