転載元 : http://wktk.open2ch.net/test/read.cgi/aimasu/1537193266/ 1: 名無しさん@おーぷん 2018/09/17(月)23:07:46 ID:rpE 【焼肉屋~ころとん】 泰葉「・・・」 むつみ「・・・・」 悠貴「・・・」 ほたる「・・・」 店員「火つけますねー。火力の調整はお声をかけてください」 泰葉「ありがとうございます」 店員「ご注文お決まりになりましたらお呼びください」 泰葉「・・・・何食べる?」 ほたる「え、えっと・・・悠貴ちゃん」 悠貴「お、お肉が食べたいです!」 むつみ「私も!」 泰葉「そうだね。焼肉屋だしね、お肉焼かないとね」 ・・・きっかけは今日の午前中のこと 2: 名無しさん@おーぷん 2018/09/17(月)23:09:16 ID:rpE 【とあるスタジオ】 おじさん「泰葉ちゃんじゃなあいか~。久しぶりだね~」ニチャア 千鶴ちゃんとの仕事が終わってさあ帰ろうとなったところ。 声をかけてきたのは昔一緒に仕事をしていたおじさんだった。 泰葉「お久しぶりです」 千鶴「・・・・・ヒッ」 千鶴ちゃんが小さい悲鳴をあげたのが小耳に聞こえた。おじさんに聞こえないことを祈る おじさん「元気にしてるみたいじゃないか~、おじさんはうれしいよお」ニチャア 泰葉「ありがとうございます」 この間延びした喋り方とこう・・・凄まじいほどの独特な笑顔がこのおじさんの特徴だ。 子役の時に泣いたこともある・・・・なんというか粘度が高い人である おじさん「昔色々あった身としては嬉しいよお~そんな泰葉ちゃんにこれあげるね~」ニチャア」 泰葉「あ、ありがとうございます」 千鶴「・・・・!そ、それって・・・・・・ちょ、ちょっと!」」 おじさんが取り出したのは何かのチケットだった。千鶴ちゃんが私の前に立ちはだかろうとして・・・ 3: 名無しさん@おーぷん 2018/09/17(月)23:09:55 ID:rpE おじさん「はいこれ~焼肉屋のタダ券」 千鶴「・・・・・・・えっ?」 泰葉「あ・・・ありがとうございます!」 千鶴「え・・・・え?」 泰葉「でもいいんですか?ここ結構たかいんじゃ・・・」 おじさん「いや~忙しさにかまけてこのチケットのことすっかり忘れててね~」ニチャア 泰葉「ありがとうございます。いつもすみません」 おじさん「今日までだから気をつけてね~、行けないなら友達にでもあげちゃっていいよ~」ニチャア 泰葉「私は今日開いてるんですが、おじさんは・・・?」 おじさん「おじさんは忙しいから今日は無理なんだ~。それに僕と行ったらだめだよ~」ニチャア スキャンダルになっちゃからね~と笑うおじさん。やっぱりこの人笑い方で損してるよなあ すごく良い人のはずなのに、喋り方と笑顔のせいで、なんか悪い人みたいになっちゃってるもんね・・・ おじさん「じゃあまたね~楽しんでおいで~」 泰葉「ありがとうございました」ペコリ 千鶴「あ、失礼します!」ペコリ 手をふりながらおじさんが帰っていく、私もそれを見送って・・・・・さて 4: 名無しさん@おーぷん 2018/09/17(月)23:10:01 ID:rpE 泰葉「千鶴ちゃん」 顔がゆでダコのようになっている千鶴ちゃんに声をかける 千鶴「・・・何?」 泰葉「何を想像したのか言ってご覧?」 千鶴「知らないよ?」 泰葉「顔真っ赤で言っても説得力ないよ?」 千鶴「///////」 泰葉「言っとくけど私そういうのなかったからね?」 千鶴「・・・・ごめんなさい」 泰葉「あの人はとっても良い人だから大丈夫だから」 千鶴「うん」 泰葉「・・・守ってくれようとして、ありがとう」 千鶴「・・・どういたしまして」 続きを読む