転載元 : http://wktk.open2ch.net/test/read.cgi/aimasu/1537169021/ 1: ◆SbXzuGhlwpak 2018/09/17(月)16:23:41 ID:PDf 注意事項 ・アニメ基準 ・武内Pもの コンコン 武内P「どうぞ」 ガチャ 楓「お疲れ様ですプロデューサーさん」 武内P「お疲れ様です高垣さん。今日はもう終わりですか?」 楓「はい。打ち合わせが終わって帰ろうと近くを通ったので、寄ってみました。プロデューサーさんはまだ上がらないのですか?」 武内P「ええ、今日はもう少し頑張ろうと思っています」 楓「今日“は”ですか?」 武内P「……え?」 2: ◆SbXzuGhlwpak 2018/09/17(月)16:27:23 ID:PDf 楓「いえ、ただちょっとですね。今日“も”の間違いじゃないかと思いまして。毎日夜遅くまで残業しナイトいけないんですか?」 武内P「その……どうしても気になる点がありまして」 楓「それは、今日中でなければいけないことですか?」 武内P「いえ、そういうわけでは」 楓「でしたら今日はもう止めにしましょう! たまには早く帰って、担当しているアイドルを安心させるのも仕事のうちということで!」 楓「あ、もちろん元担当の私も安心できます。お得ですね♪」 武内P「……そうですね。心配をかけてしまっているようですし、今日はもう止めにします」 楓「そうですか。ではもう帰るんですね?」 武内P「ええ。キリのいいところまで終えたらすぐに帰ります」 楓「……それは、どのぐらいかかりますか?」 武内P「そうですね。だいだい10分ぐらいでしょうか」 楓「わかりました。10分ですね」ギシッ 武内P「……あの、高垣さん?」 楓「どうしましたプロデューサー?」 3: ◆SbXzuGhlwpak 2018/09/17(月)16:28:04 ID:PDf 武内P「その……何をされているのでしょうか?」 楓「プロデューサーの仕事が終わるまで、座って待っていようかと。たったの10分ですし」 武内P「それは……その」 楓「別にプロデューサーが私を騙そうとしているなんて、少しも思っていません。思ってはいませんが――仕事人間のプロデューサーが、あと少しと思いつつ仕事に夢中になって、気がつけば私を騙したことになってしまった……なんてことが起こりえるとは思っています」 武内P「しかし、待ってもらうのは申し訳ありません」 楓「え? 今申し訳ないって言いましたか?」 武内P「は、はい」 楓「そうですかー、申し訳ないんですかー。あー、そういえば今日は川島さんも片桐さんも、飲みに誘ったのにダメだったんですよー悲しいですシクシク」 武内P「その……アイドルが男と二人で飲むわけには」 楓「ちゃんと変装してお店には入りますし、行くところは菜々さんがお酒を飲んでも黙っててくれる行きつけですから」 楓「もちろん、早目に仕事が終わったのにお酒を遅くまで飲んでいつも以上に疲れた、なんてことにはならないようにしますから。おちょこをちょこっとだけ♪」 4: ◆SbXzuGhlwpak 2018/09/17(月)16:28:53 ID:PDf 武内P「は、はあ」 楓「むう、つれない反応ははつれーです。……私とお酒を飲んでも、疲れるだけですか?」 武内P「そ、そのようなことは!! 高垣さんと一緒にお酒を飲めるのなら、むしろ疲れは吹き飛びます!! ですが、問題が――」 楓「では決まりですね! さ、ちゃっちゃと仕事を終わらせちゃってください」 武内P「あ、あの……」 楓「フフ、楽しみです。あなーたしか見えなくなって、おもーい育ってく、ばかり♪」 武内P(……ノリノリです。これはもう、諦めるしか) スマホ<おーねがい、シンデレラ♪ 武内P「っと。失礼しま――」 楓「プロデューサー? 電話に出んわ?」 武内P「……っあ、はい」 武内P「も、もしもし」 続きを読む