転載元 : http://engawa.open2ch.net/test/read.cgi/mitemite/1536434291/ 1: ◆3zicXuP.Gvsl 2018/09/09(日)04:18:11 ID:p7b (タイトル思いつかなかっただけで淫夢要素は)ないです。 エロ要素はありますあります 2: ◆3zicXuP.Gvsl 2018/09/09(日)04:18:44 ID:p7b 最初はただの興味本意だった 自分を知らない人がいるだなんて滅多になかったし、知った後でも一人の女の子として傍に居てくれる人なんて初めてだったから だから、私が彼に異性として好意を寄せるのにはそう時間はかからなかった でも、同時に辛くもあった アイドルという自分の夢と、一人の男性を選ぶということは相反するからだ それに、彼が私が好きかどうかというのは全く分からない もしも彼がアイドルとしての自分を応援してくれているだけで、異性としてとは別だったとしたら 恐らく私は立ち直れない そう、ある意味で答えは出ているのだ アイドルではなくなっても、彼さえいてくれれば私はそれでいいのだ それでも未練がましく両方にすがり付いているのが今の私 だけど、一番いいのは、この状態を維持していくこと 3: ◆3zicXuP.Gvsl 2018/09/09(日)04:19:12 ID:p7b 夢を追いかけながら、彼とも共に過ごせる 理想の状態だ だからこそ認識が甘かった 彼が私以外の女の子とも、頻繁に会ったりしていること その中には本気で彼を好きであろう子がいるということ そして何より、私がアイドルとして成長していけばいくほど、彼が遠くなっていくということ 気付いた瞬間、押さえられなくなった 彼が居なくなっては意味がないのだ 自分が彼と離れるなんてあり得ない 衝動は、そのまま行動となった 4: ◆3zicXuP.Gvsl 2018/09/09(日)04:20:12 ID:p7b ノゾミ「来てくれてありがとう」 「大丈夫だよ」 ギルド内の自分の部屋に招き入れる 急に呼びつけたというのに、何一つ嫌な顔もせずに彼は来てくれた ノゾミ「すぐに何か飲み物を持ってくるね」 「ありがとう」 感謝とともにこちらに柔らかく微笑んでくれる この笑顔、言葉、仕草 全てが私に癒しを与えてくれる どれだけ疲れた後でも、たったこれだけのことで私は立ち直れる 続きを読む