夏の移籍市場最終日にシント=トロイデン加入を決めた鎌田大地が、9月16日のデビューマッチで格上ヘントを下す決勝ゴールを決めた。 1-1で迎えた79分、鎌田は敵陣ペナルティーエリア左角手前からドリブルで仕掛け、まずはCBデライクを置き去りにする。ベルギー代表デビューを果たしたばかりのMFフェルストラーテが、慌ててスライディングタックルを仕掛けたが、鎌田はそれを冷静に左足で切り返して、右足を振り抜いた。強烈な弾道のシュートがクロアチア代表GKカリニッチの左肩口を抜け、ファーサイドのネットに突き刺さった。 これは地元紙『ヘット・べラング・ファン・リンブルフ』に対する、鎌田の予告ゴールだった。同紙の記者は「僕はJ1のデビューマッチでゴールを決めた。ここでも、そうなるといいと思う」という鎌田の言葉を聞いていた。記録を確かめると2015年5月10日の松本山雅戦で、鎌田は90分に劇的な同点弾を決めて、サガン鳥栖を1-1の引き分けに導いている。 そのまま試合は2-1で終わり『ヘット・べラング・ファン・リンブルフ』紙は「カマダはこの夜の英雄になった」と称え、CBで堅い守備を見せた冨安健洋らとともにチーム最高点の「7」を与えた。 https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180917-00047395-sdigestw-socc 続きを読む