転載元 : http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/internet/14562/1471992988/ 1: 以下、名無しが深夜にお送りします 2016/08/24(水) 07:56:28 ID:FxFFAFnQ 男「……すまん、こっちにボール飛んでこなかったか、って」 男「……」 女「……」 女「…思いっきり」 女「思いっきり飛んできたわよ!!!このドアホ!!!」 男「だから謝ってんだろ!?わざとじゃねっつのオラ!!!」 女「練習なんだから意識して飛ばす方向考えなさいよ!!!毎度毎度……っ、バカなの!?学習しなさいよ!!!」 女「窓開けてるが為に割れないで済むから良いものの……って、良くない良くない!!人に当たったらどうする訳!?あんた責任取れんの!?」 男「あぁ!?この美術室が野球部の練習スペースに近いのが悪いんだろ!?!?こんなに近けりゃ意識とかそんな問題じゃねぇだろうがよ!!!」 男「大体文句あるならてめぇんとこの顧問に言えや小心者!!!精々最上階の薄暗い目立たない部屋でも紹介して貰え!!!」 女「何ですって!?」 男「繊細で?貴重な?作品が豊富な美術部様wにはそんなとこボールも飛んで来ねぇしお似合いなんじゃねぇの!?まぁ、幽霊部員が更に増えるかもしれないけどなぁ!!!!」 女「あ、あんたねぇ……っ、好き放題言ってくれるじゃない…!」プルプル 2: 以下、名無しが深夜にお送りします 2016/08/24(水) 08:48:58 ID:FxFFAFnQ 幼馴染み「男ーっ、ごめんねー!ジャグのドリンク入れ変えてたから…」タッタッタ 幼馴染み「いつものボール、合った?」 男「おー、合った合った。てか自分が飛ばしたボールぐらい俺が取りに行くわ。マネージャーにそこんとこ気遣わせんのはな」 幼馴染み「…そう?」 男「おう」 女「…あの、ねえぇっ!」 女「合った合ったじゃないでしょ!?!?いつも同じとこに飛ばし過ぎて習慣化してんじゃないわよ!!!」 女「なぁにが『マネージャーにそこんとこ気遣わせんのはな』よ!!!こっちにもそれぐらい謙虚でいて貰えないものかしら!!!」 男「てめぇこそ分かってんなら絵ぐらい別の部屋で描きやがれ!!!邪魔臭いったらありゃしねぇ!!!」 男「大体女!!!てめぇは一々うるせぇ!!自分の事棚に上げて物喋るその態度が気に食わねぇから俺がわざわざご丁寧に分かりやすく物申してやってんのによぉ!!!」 女「はぁ!?今関係ない事指摘してんじゃないわよ!!!そっちこそその揚げ足取る悪癖何とかしたらどうなの!?根性が余計ひん曲がって見えるわよ!!」 男「やんのかゴミ」 女「何よポンコツ」 幼馴染み「…はぁ」 幼馴染み(また、始まった…) 3: 以下、名無しが深夜にお送りします 2016/08/24(水) 09:07:23 ID:FxFFAFnQ 幼馴染み「……男ーっ」 男「あ?」 幼馴染み「先輩、先輩が呼んでるよー…!」 男「げっ」 女「」ハッ 女「あぁっ、私の有意義な時間がこんなバカのせいで……」 男「チッ…それはこっちの台詞だカス」 「男!!!何やってんだ!!!さっさと練習に戻れ!!!」 男「うっす!!!今行くっす!!!」 ダダダッ 幼馴染み「……」 幼馴染み「…ごめんね、女ちゃん」 続きを読む