転載元 : http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1478706746/ 1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/11/10(木) 00:52:26.87 ID:MHZOwzrE0 智絵里「前回までのお話し」 智絵里「私のせいで、Pさんは理由あって女装をして事務所でお仕事をしています」 智絵里「みんながPさんのことを女の人だと思っているある日、紗枝ちゃんがPさんの匂いに夢中になりました」 智絵里「最初は隠れてPさんのスーツやコートの匂いを嗅いでいるだけだったけど……最近は直接匂いを嗅いだりしています」 智絵里「私の出番はこれでおしまいみたいです。あと短いです」 2: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/11/10(木) 00:52:56.68 ID:MHZOwzrE0 ――事務所 紗枝「」スンスンスン P「ちょっと紗枝ー……頭から離れてくれないとパソコン見るのも大変なんだけど」 紗枝「あとほんの少しだけ待っておくれやす」スンスン ちひろ「相変わらずですね」 P「どうしてこんな子に育ったのか……」 ちひろ「あ、そういえばPさん、この前の○×化粧品会社とのCM打ち合わせ、どうでしたか?」 P「まだ報告書書いてる途中ー……んー、まぁいいかなって。この前の打ち合わせでもらった試供品使ってみたけど、個人的に好みだし」 紗枝「Pはん、あきまへんよ。いつも使うてる香水やあらへんと、Pはんの匂いが台無しになります」 P「あんたはアタシの体臭に対して何の権利を持ってるのよ……」 3: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/11/10(木) 00:53:32.92 ID:MHZOwzrE0 ガチャッ! 凛「ただいま」 奈緒「おーっす」 ちひろ「あら、奈緒ちゃんと凛ちゃんがレッスンから帰ってきましたよ」 P「お疲れ様2人とも、レッスンどうだった?」 凛「まあまあかな。次加蓮が来たときには歌も合わせられそうだし」 奈緒「一応最後まで通したからなー……ん? あの事務所の奥に置いてある物、なんだ?」 P「ああ、あれ? 菜々さんが持ってきたのよ」 紗枝「なんやろなぁ、うちもほんの少し気になってたんやけど……」 奈緒「あ、これツイスターじゃん! 懐かしいなー」 紗枝「ついすたぁ?」 ちひろ「マットの上に色々な色で丸が描かれていて審判の指示通りに手足を使って丸に触れるゲームですよ」 凛「小さい頃に友達とやったかな……今じゃ全然見ないけど」 P「菜々さんがね、『ナナはもう節々が痛んで遊ぶことができませんから、事務所のみなさんで遊んでください』って言って置いていったのよ」 ちひろ「試しに3人で遊んでみたらいいんじゃないですか? 紗枝ちゃんは初めて見るみたいですし」 4: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/11/10(木) 00:54:06.22 ID:MHZOwzrE0 奈緒「3人でか……うーん、レッスンから戻ってきたばかりだけどなぁ」 P「遊んでれば? あと1時間くらい待ってるなら家まで送ってあげるわよ」 凛「それじゃ暇潰しにやろうか」 紗枝「うち、遊び方知らへんけど……」 奈緒「難しいことやらないし、すぐ分かるよ。とりあえずやってみるか」 凛「マット敷いて、盤は……誰が回そっか?」 ちひろ「それじゃ私が回してあげますよ。3人とも、マットの端に立ってください」 奈緒「素足になって……よいしょっ、これやってると、みんなの手足があっちこっちに行くからお互いに絡まったりするんだよなぁ」 紗枝「身体が絡まって……Pはん」ハッ! P「私仕事あるから。それに若くないから身体動かないからね」カタカタカタッ! 奈緒「何言ってんだよ。菜々さんより若いだろ?」 P「奈緒、あんたそれ菜々さんの前で言うの禁止ね」 続きを読む