昨年夏、『24時間テレビ40 愛は地球を救う 告白~勇気を出して伝えよう~』(日本テレビ系)のチャリティーマラソンで90kmを完走し、 全国に歓喜の涙をもたらしたブルゾンちえみが、今は自らの進む道に迷っているという。 「大スランプが訪れています。まったく笑いがとれない。 『どこかの女社長が話しているのか』と錯覚するほど、トークになんの波も立たない」(テレビ局関係者) 前述したように、ブルゾンは昨夏の『24時間テレビ』を盛り上げた立役者だった。 25年間続くチャリティーマラソン史上初めて、当日にランナーを発表するという前代未聞の企画で選ばれた彼女には、当然ながら大きな注目が集まった。 同番組の平均視聴率は歴代2位タイとなる18.6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)で、瞬間最高視聴率はブルゾンが日本武道館にゴールするときの40.5%(歴代5位)だった。 実はその後、ブルゾンはご褒美代わりに、ある番組の準レギュラーの座を獲得したという。 「『行列のできる法律相談所』(日本テレビ系)です。昨年の『24時間テレビ』の総合演出が『行列』のディレクションもしていたことから、ブルゾンに白羽の矢が立ちました。 もともと『行列』の女性タレント枠は長らく磯野貴理子でしたが、今は彼女の出演は月に1度。 残りの週は、ほとんどブルゾンが出ています」(同) しかし、この『行列』でのブルゾンは精彩を欠いているという。 「この番組では、東野幸治、雨上がり決死隊・宮迫博之、アンジャッシュ・渡部建、フットボールアワー・後藤輝基といったレギュラーメンバーによるミニコントや、小さいボケの応酬が売り。 ブルゾンもその輪の中に加わるようネタを振られるのですが、考え込んだ挙げ句に回答を拒否する場面もあり、テンポが乱れることがしばしば。 しかも、磯野のようにイジられることにも慣れていないため、本気でキレているように見えることもあるのです」(同) 7月29日のオンエアを確認してみると、それと思しきシーンに遭遇した。 ゲストで出演した若手女優の浜辺美波が、地元の石川弁で「今日のごはん、なんなんけ?」と一言。 東野から「ブルゾンは岡山弁やん」と同じようになまりでしゃべるように振られたブルゾンは「今、何食べとん?」と返す。 すると、宮迫が「『食べとん』の“とん”は“豚”?」、渡部も「豚の銘柄豚ですか?」と続けざまに悪ノリしたのだが、 ブルゾンはそのボケに一切乗れず「違う、違う、違う。豚の話やないんです。何食べてるかって聞いたんです。文脈からわかるだろ!」と激怒したのだ。 結果的に笑いになったのでOKだったが、磯野であれば、もっとうまく返したはずだ。 ブルゾン自身は、現況についてどう思っているのだろうか。 「7月29日放送の『ボクらの時代』(フジテレビ系)では、『(去年)1年間はとにかく何も考えず、来たことを一生懸命やるって決めた』と明かしていました。 しかし、最近については『ひとつ迷い始めたら、テレビ番組に出ている間に考え始めて』『メチャメチャ明るい番組で泣きそうになる』などと深刻な悩みを吐露しています。 さらに、左右に共演者がいるような手振りをした上で、『トークとかも当たり前のようにされてるけど、“いや、これかなり難しいことなんだぜ”っていうことを伝えたい』と訴えていました。 通常、『行列』ではブルゾンの両隣は東野や宮迫といった芸人です。ニュアンスから察するに、この不満は『行列』でのやり取りを指しているものと思われます」(芸能記者) http://news.livedoor.com/article/detail/15168276/ 続きを読む