転載元 : http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1523897073/ 1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/04/17(火) 01:44:33.68 ID:TWyvQGMf0 薄紅の風が空を流れる春の季節がやって来た。 顔を撫でる潮風は柔らかく胸に吸い込む空気はふんわりと温かく気分がいい。 桜舞う春は此処、太陽と海の町である内浦にも変わらずやってきました。 そんな、海辺の町の片隅に一軒、近場の島と富士山がよく見える位置に焼き鳥屋がありました。 新しい店なのに内装は煙で偸み、席はたったのカウンター五席。店員は一人と時々現れるお手伝いのみ。若く快活な女性が店主として切り盛りしてるようです。 その小さな小さな焼き鳥屋は……店主のかつての夢に掛け『焼き鳥屋・宜候』の看板で今日も営業していました。 39: >>2 タイトル忘れたので直しときます 2018/04/17(火) 02:28:13.17 ID:TWyvQGMf0 『目標』 曜「珍しいね、こっちの方帰ってきたんだ」 梨子「うん、今回の会場がこっちの方だったから…終わってから行くことにしたんだ」 果南「なるほどねー……じゃあお疲れな訳だ」 梨子「あはは……そんな大層な事じゃないです」 曜「とりあえず……何か食べる?」 梨子「あー……じゃあ普通にモモ二本と……カシスオレンジ頂戴」 果南「私いつものやつとカワ!後ビール!」 曜「OK!了解したよ!」 3: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/04/17(火) 01:46:06.75 ID:TWyvQGMf0 果南「それにしても……色んな所でコンサートする為に全国飛び回ってるんでしょ?……凄いなぁ……」 梨子「あはは、そんな事ないです……やっと最近外からもお呼ばれされる様になったばっかりで私なんかまだまだ…」 果南「そうなの…?」 梨子「ええ、まだまだコンサートを開いたりは出来ない、それが今の私の実力だから……」 曜「あれ?前コンサートに出るって言ってなかった?」 梨子「それは沢山の出演者がいて、その中の一人って事で……単独コンサートなんてまだまだ……」 果南「あー……なるほど…」 続きを読む