転載元 : http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/internet/14562/1391954101/ 1 :1のようです 2014/02/09(日) 22:55:01 ID:AXmhXYJk 進撃SS初めてです カップリングなどは特にないです かなり短いです よろしくですノ 2 :以下、名無しが深夜にお送りします 2014/02/09(日) 22:57:07 ID:AXmhXYJk アルミン「……」ペラッペラッ エレン「よっ、アルミン」 アルミン「ん……ああ、エレンか」 エレン「久しぶりの休日なのにどこにも行かないのか?」 アルミン「うん。特に買うものもないし、今日は天気もいいから外で本を読んで過ごす事にするよ」 エレン「そうか……俺もなんか本でも読んでみるかな」 アルミン「エレンは僕が勧めないと本なんて手にもしないからね」クスクス エレン「じっとしてるのが苦手なんだから仕方ないだろ……」 アルミン「エレンこそどうしたのさ。休日でも訓練をしているのに」 エレン「ああ、アニに指導してもらうおうかなって思ったんだけど、休む事も必要だって怒られた」 アルミン「アニの言う事は正しいよ。エレン、君は最近身体を酷使し過ぎだ」 エレン「アルミンも同じ事言うのかよ……」 アルミン「まあ、たまにはリラックスも必要だよ」 エレン「仕方ねえな……んじゃ、ちょっと寝るわ」ゴロン アルミン「うん。じゃあ、僕は隣で本を読んでいるから、適当な時間になったら起こすよ」ペラッ 3 :以下、名無しが深夜にお送りします 2014/02/09(日) 22:57:51 ID:AXmhXYJk エレン「おう、ありがとうな」 アルミン「……」ペラッ エレン「……」 アルミン「……」ペラッ エレン「……寝れない」ムクリッ アルミン「あはは、だろうと思ったよ」 エレン「やっぱ石の枕はきついな」 アルミン「いくら原っぱの上だからって、流石にそれは寝れないよね。けど、昔は石の枕を使っていたんだよ」 エレン「えっ、今みたいに麻袋じゃねぇのか?」 アルミン「うん。川を転がって角が削れた丸い石を用いたらしいよ」 エレン「へー」 アルミン「なんなら、本を枕にするかい?」 エレン「それだとアルミンが読めなくなるだろ。それに、本を枕にしてもいいのかよ」 アルミン「大丈夫、何冊か持ってきているから。後、僕もたまに枕として使う時があるから、別に気にしなくていいよ」ハイ エレン「おう、ありがとうな」 4 :以下、名無しが深夜にお送りします 2014/02/09(日) 22:58:55 ID:AXmhXYJk アルミン「それじゃ、おやすみ」 エレン「おう、おやすみ」ゴロン アルミン「……」ペラッ エレン「……」 アルミン「……」ペラッ エレン「……なぁ、アルミン」 アルミン「なんだい、エレン。やっぱり寝れない?」 エレン「いや、あの雲って何に見える?」 アルミン「雲、かい?」 エレン「おう。ほら、四つの雲に囲まれたあのちびっこいの」ユビサシ アルミン「うーん……なんだろうね。何見えるかと言われても、雲としか言えないね」ミアゲ エレン「だよなー」 アルミン「けど、いきなりどうしてそんな話を?」 エレン「いや、餓鬼の頃はよく雲の形が色んなものに見えたなーって思ってさ」 アルミン「童心ってやつだね。あの頃からエレンはずっと空ばかり見ていたよね」 続きを読む