転載元 : http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/internet/14562/1392992136/ 1 :以下、名無しが深夜にお送りします 2014/02/21(金) 23:15:36 ID:PTHlVvc6 アルミン「ミカサに打ち明けるなんて、本当にみっともなくて仕方ないんだけど……」 ミカサ「アルミン、目が赤い」 アルミン「このごろ全然眠れないんだよ。エレンに相談したって笑われるだけだろうし、ミカサに話せば何とかなるかも、って」 ミカサ「私たちは幼馴染。話せないことなんて何もない」 2 :以下、名無しが深夜にお送りします 2014/02/21(金) 23:17:10 ID:PTHlVvc6 「おじさんと一緒に堕ちよう。ねえ君」 「嫌だあ!」 「! やっと声を聞かせてくれたね、かわい子ちゃん!」 3 :以下、名無しが深夜にお送りします 2014/02/21(金) 23:18:34 ID:PTHlVvc6 アルミン「そういう場面が頭から離れないんだ。忘れようとすればするほど、もっと気持ち悪いことが次から次に頭に浮かんできて」 ミカサ「」 アルミン「気がついたら朝になってたりする。このままだと僕はどうなってしまんだろう」 ミカサ「」 アルミン「気持ち悪いよね。僕のこと軽蔑しただろう?」 ミカサ「」 アルミン「ミカサ……」 ミカサ「アルミン落ち着いて。よく私に相談してくれた」 4 :以下、名無しが深夜にお送りします 2014/02/21(金) 23:21:03 ID:PTHlVvc6 アルミン「え?」 ミカサ「さあ立って。今は感情的になっている時じゃない」 ミカサ「ねえアルミン。おじさんの幻を排除すれば、アルミンはよく眠れて、元気を取り戻せる。違わない?」 アルミン「それはそうだけど……」 ミカサは分かっているんだろうか? 僕が怖れているのは、本当は、 ミカサ「分かってる。アルミンがおびえているのはあのおじさんよりも、自分自身の影」 アルミン「!?」 ミカサ「今、あなたがしなければならないのは、それに立ち向かうこと。戦って勝つ。勝てば生きる、戦わなければ勝てない!」 続きを読む