転載元 : http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1433052242/ 1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/31(日) 15:04:12.31 ID:/gEKDR1M0 結衣「もう、なんだかんだで3月だね」 雪乃「ええ、そうね。もうすぐ新学期ね」 結衣「あ~そう考えたら、ちょっと寂しくなってくるよ~」 八幡「そうか?寂しくなる必要なんかないだろ」 結衣「もう、ヒッキーは…2年生もあと少しで終了なんだよ?」 結衣「せっかく、この1年色々あったこと振り返ってたのに」 八幡「……」 八幡「この1年ね…」 八幡(ま、確かに色々あったな…) 2: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/31(日) 15:06:17.75 ID:/gEKDR1M0 雪乃「駄目ね、由比ヶ浜さん。彼に期待するだけ無駄だわ」 雪乃「比企谷君は、これまでのトラウマで思い出というのを記憶したくない回路が 出来上がってしまっているのよ」 八幡「なんで知ってるんだよ」 結衣「ホントなんだ…」 八幡(しかし、俺の一生分の思い出に相当するんじゃね…この1年間は) 雪乃「今日は、このくらいで終わりにしましょうか」 結衣「もう疲れたよ~~~」 3: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/31(日) 15:07:26.13 ID:/gEKDR1M0 八幡「いや…まだ、高1の範囲だろ…ここで躓いてどうすんだよ」 結衣「ヒッキーて意外と勉強できるよね、ホント意外」 八幡「うっせ、意外は余計だ」 雪乃「大丈夫よ、由比ヶ浜さん。彼には勉強くらいしか誇れるものがないから」 八幡「お前はもっと余計だ…トラウマ増やさないでくれますかね」 雪乃「あら?こんな程度の悪口、あなたからすれば軽い挨拶にもならないでしょ?」 八幡「悪口って言ってるよ…でもその通りだ」 雪乃「誇れることじゃないわよ」 結衣「……」 4: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/31(日) 15:08:20.14 ID:/gEKDR1M0 結衣「でも、ごめんね…迷惑かけちゃってるかも…」 雪乃「気にしなくていいわ、奉仕部の依頼がない以上、勉強をして時間を潰すのはいい心がけだと思うわ。学生の本分は勉学だから」 結衣「うん…3年になったら、受験とかで忙しくなるもんね」 雪乃「ええ、だから今から重点的に復習をするのはいいことよ」 結衣「うん、ありがとう、ゆきのん、ヒッキー!」 八幡「…」 続きを読む