転載元 : http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1529230134/ 1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/06/17(日) 19:08:55.15 ID:WSWCbt620 【部室】 花丸「ねえ聞いて、鞠莉ちゃん」 鞠莉「んー?」 花丸「この前ルビィちゃんがね」 鞠莉「うん」 花丸『ねぇ、きいてよはなまゅちゃあ~、きのうおねぃちゃあがね~』 鞠莉「んふふっ、ちょ、ちょっと待って?」 花丸「んもー、なんずら?」 鞠莉「えっ今のってルビィの真似?」 花丸「うん。似てるでしょ? 結構得意なんだ」 鞠莉「得意というより悪意を感じるんだけど」 2: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/06/17(日) 19:12:10.74 ID:WSWCbt620 花丸「そんなことより、ルビィちゃんがね?」 鞠莉「うん」 花丸『ねぇぇ、きいてよぉん、はなまゅちゃぁぁん』 鞠莉「んふふふっ、ちょっと!!!」 花丸「なーんずらぁー」 鞠莉「盛ったわよね? さっきよりも……くふふっ、盛ったわよね?」 花丸「盛ってないってば。似てるでしょ?」 鞠莉「似て……んー似てるケド……ごめん進まないからそれナシで話して?」 花丸「止めてるのは鞠莉ちゃんずら……」 鞠莉「ソーリーソーリー」 3: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/06/17(日) 19:16:56.72 ID:WSWCbt620 花丸「ルビィちゃんがね、ダイヤさんにまた怒られたって話をしててね」 鞠莉「あー……ダイヤも言ってたわねえ。お風呂上がりに食べようと思ってたデザートをまた盗られたって」 花丸「それを聞いてね、マルは、羨ましいなって思ったずら」 鞠莉「お風呂上がりのデザートが?」 花丸「……ねぇ鞠莉ちゃんさあ」 鞠莉「ん?」 花丸「わざと止めてる?」 鞠莉「えっ? あ、ごめんそんなつもりはなかったんだケド」 花丸「はあ、まったく……」 鞠莉「えーっと、花丸? なんか今日キツくない?」 花丸「……本題に入ってもいいずら?」 鞠莉「お、オーケー……」 4: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/06/17(日) 19:20:00.33 ID:WSWCbt620 花丸「とにかくマルは、ルビィちゃんから毎日のようにこんな話を聞いてるずら」 鞠莉「へえ……毎晩デザート食べて太らないのかしらね」 花丸「」ペシッ 鞠莉「あぉち!?」 花丸「もぉ、もぉ! だからそこじゃないってば!」 鞠莉「あー、食べてすぐ寝るとモーモー牛さんになっちゃうっていう?」 花丸「」キッ 鞠莉「んふふ、ごめんごめん、もうしないから。そんなに可愛い顔で睨まないで」 花丸「ぷくー」 5: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/06/17(日) 19:25:15.65 ID:WSWCbt620 鞠莉「こほん。で、何が羨ましいって?」 花丸「……し、姉妹、ずら」 鞠莉「えっ獅子舞?」 花丸「」グッ 鞠莉「冗談冗談! 姉妹よね! うんわかってるからその振りかぶった鈍器を下ろして!」 花丸「」ペリッ モグモグ 鞠莉「お、おーけー、のっぽパンは人を殴るものではないわ」 花丸「ごくん。つまるところ、マルは鞠莉ちゃんにお姉ちゃんになって欲しいずら」 鞠莉「オー、急に話が飛躍したわね」 花丸「ねえいいでしょ? 鞠莉おねえちゃん」 鞠莉「おっとォ、私に決定権はないのかしら」 続きを読む