97: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2010/10/10(日) 00:16:00.65 ID:vBrVmkmF0 70 名前:水先案名無い人 sage 投稿日:04/07/22(木) 23:12 ID:m92r9Q0V 巨人に移籍後、怪我に泣かされるシーズンが続いた清原。 肉体面のみならず精神面の甘えも叩き直したいとの思いで、 ある年のオフ、弟分の広島(当時)金本と共にとある郊外の 寺にこもった。 この寺の修行メニューに、ガンガンに焚かれた火に極限まで 近づいて念仏を唱えるという荒行があった。 屈強で鳴らす清原・金本でさえ、2、3メートル近づくだけで その熱気にやられ、とても念仏どころではない。 「こんなん無理やで。できるわけないワ」 「なんもこんな思いしてまで修行せんでもええやん」 そんな気持ちにもなり、2人は何をするでもなく火を眺めていた。 ふと見ると、1人の少年が火に向かって歩いている。 驚いた2人はその様子を見守っていたが、少年はまったく 動じることなく、焚き火からわずか1メートルのところまで 近づき、直立不動で念仏を唱えだした。 「たいしたガキやな…」 清原はただ呆然とその姿を眺めるだけだった。 続きを読む