56: 名も無き被検体774号+ 投稿日:2012/05/09(水) 00:25:02.63 ID:cmISSP+e0 私は、2歳のとき父を亡くし、以来、私をひとりで育ててくれた母も私が中学二年生の時 突然の心臓病でなくなりました。その日のことです。 近所のスーパーに勤めていた母ですが、学校から帰ると 勤めを早退した母は床に臥していました。 「お母さん、どうしたの?」と聞くと「心配しないでもいいよ、ちょっと風邪をこじらせただけだから」とか細い声で答えました。 昨日からなにも食べてない様子だったので「なにか買ってこようか」と聞くと 「おまえも今、期末試験中で大変なのに、いいの?」「もしよかったらリンゴが食べたい」「じゃあ、すぐ買ってくる」 続きを読む