転載元 : http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1514206902/ 1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/12/25(月) 22:01:42.54 ID:Hzu5imZh0 (※瑞希がサンタを信じているグリマス時空のお話です) P「本当は薄々気付いてるんじゃないか?」 瑞希「そんなことは、ありません。いい子のもとにサンタさんは来てくれる……はずです」 P「あのなぁ、瑞希はもう17歳だろ。そろそろ子供でもないんだから現実を見よう。な?」 瑞希「……サンタさんはいます」 P「いないだろ。瑞希もいい加減、サンタが存在しないことを年少組に黙秘する責任感に目覚めるべきだ」 瑞希「今までだって、プレゼントを贈ってくれたんです。本当に、いるんだから。……ぐすん」 2: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/12/25(月) 22:09:15.40 ID:Hzu5imZh0 P「第一、事務所で待ってても来るわけがないって。鍵閉めるから家に帰りなさい」 瑞希「お、お返しの手紙に書いてあったんです。『765プロに届けに行くから待っていて』……って」 P「あー、それは多分あれだなぁ。社長あたりが明日以降に出勤する年少組のためにサプライズ仕掛けてるんだろう」 P「サンタの正体は、社長か、小鳥さんか、それとも別の誰かか……。後で俺から訊いておくから、それでおしまいな」 瑞希「……プロデューサーはどうしてそんなに厳しいのでしょうか。そろそろ泣いちゃうぞ。……うるうる」 P「わからない子だなぁ。帰らないなら親御さんに連絡するか……」 (シャン、シャン、シャン、シャン・・・・・・) 瑞希「……これは、鈴の音?」 P「な、なんなんだ?」 3: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/12/25(月) 22:13:32.18 ID:Hzu5imZh0 謎の男性「ふぉっふぉっふぉっ。メリークリスマス!」 瑞希「め、めりーくりすます……!?」 P「し、白いひげに赤服で厚着な恰幅のいいおじさんだって……? まさか……」 謎の男性「ミス・マカベ、君の手紙は拝見させてもらったよ。一年間、いい子にしていたのは君と親しい人からよく聞かせてもらっているとも」 瑞希「あ、あの。あなたは、もしかして……!」 謎の男性「君が欲しかった贈り物は、これで合ってるかね? 喜んでくれるかな?」 瑞希「私がお願いした通りの……あ、ありがとうございます。……さんきゅー、さんきゅーサンタクロース……!」 P「なんてことだ……なんてことだ…………」 続きを読む